短期募集
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1 写／真／家(第／五／人／格)
若作り(60)
──やれ最近、僕にそんな啖呵を切る子が居るのだと告げ口してくれたのは果たして誰だったか。心優しい庭の少女でない事は確かだと思うけれど、さて君か。君なのか。であれば、君を一番に吊ってあげないと。それはまるで干鰮の様に晒して、その上から朝食のバケットに塗る泥濘んだレバーペーストを塗してあげよう。熱湯に沸かしたダージリンを淹れた所だったのはアフタヌーンティーに丁度良かった。…なんて。小耳に挟んだ程度の話を広げてしまっては、虚実がふくらんでしまうからね。君の口から直接そんな言葉が聞けてしまった日の火事にでもしておくとして、これは忘れる事にしよう。
まあ。そもそもが大体、今の若い子は人を口汚く罵るにして、遣う言葉の惨さが捨て置けないね。僕がもう少し若かった頃、昔ならそんな──いや。もうこのお話はここまででお仕舞いにしようか。…ついうっかり、言の葉の本末を自分で掘ってしまう予感がしたからね。昔なら？知らない知らない。聞こえない聞こえない。ウ／ィ／ラの忘／却／の／香／水を割りでもして虚実無根を見たのでは。だとしたら君はあちらの淑女にもう少し管理を気を付ける様にと伝えに走るべきだ。これ以上その様な聞き間違いが起こらない内に。

さて前置きの様な与太話が過ぎてしまったが、要は退屈に膝が凍てっているんだよ。ん？ああ、いや。庭での君達との戯れが楽しくないと言っている訳では無くてね、楽しさの反対はつまらないではなく苦しいだ。その一方でつまらない、退屈の反対は面白い、ほら全然違うだろう。だからこの退屈をいつもの戯れとは違った事で一緒に面白さに変えようと言うお誘い。お茶会、お話、読書にそれから。
前々から君と会い、見掛ける度に気になっていたんだ。なんて。在り来りな言葉でも君を誘えたなら良いのだけれど。君は僕達に心を許すどころか警戒を解いてくれる事すらしなさそうだけどね。…でもそんな誘い出した先で撮って透き映して斬って浮揚して縛って飛ばそうと思います、なんて口説き文句よりは釣られてくれる事を期待してるよ。

提供、写／真／家
募集、納／棺／師、調／香／師、空／軍、占／い／師

条件
･背後成人済み
･使用媒体、帯
･属性右(スキンシップ可)
･期間、描写など諸々お任せ

部屋はどちらからでも。君の城に僕を招き入れてくれるでも良し、君にとっての僕の私室たる巣窟に我が身一つで着て貰っても構わないからそんなに気を張らずに寝首を掻いてやるチャンスが到来したのでは？程度の心意気で来ると良い。

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