短期募集
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1 鶴_丸_国_永幽閉された二刀。(R20)鼻腔を擽る甘い白檀の香に誘われて目覚めると、馴染みのない座敷で傍らに眠るきみの姿が視界に飛び込んできた。…なぜきみと褥を共にしているのか、その経緯は皆目見当がつかない。きみを起こして説明を求めたが、同じく思い当たる節がない様だ。
とにかく一刻も早く部屋を出ようと周囲を見渡したけれども、四方は塗壁で覆われて扉はおろか窓の一つさえありゃしない。電燈のおかげで室内は昼の様に明るいものの、薄気味悪いったらないぜ。
ふと、指先に何かがぶつかり視線を落とすと二つに折り畳まれた白紙が一つ。拾い上げて開くと、そこには達筆な字で斯様に記されていた。
『交接せよ。さすれば部屋からの脱出が可能となる。』
…!…この部屋は、まさか。
内容を反芻する内に、過日の記憶が蘇った。
俄には信じ難いが、どうやら俺達は本丸内で噂されていた、条件を満たさねば脱出不可能な部屋に幽閉された模様。噂なんざはなから信じちゃいなかったのに、実在した上に巻き込まれるとは驚きだ。
一体誰の仕業か。しかし当事者の特定よりも脱出が先決と条件を無視して各々の本体を持ち強行突破を試みるものの、この部屋は特殊な結界で覆われている様でいかなる攻撃も全て弾かれてしまい傷一つつけることすら叶わない。為す術もなくお手上げの状態だ。
─────…さて、ここからが分岐点となる。
一、同胞が救出してくれる事に望みをかけて大人しく待機していたが、突然身体に異変が訪れる。どうやら部屋の角で催淫効果のある香が焚かれていたらしい。次第に理性の箍が外れ昂る熱を抑えきれず、どちらからともなく唇を重ねる。それを契機に欲の赴くまま互いを求め合う。
二、俺はきみに片恋をしていて、これはまたとない好機と考え始める。一縷の望みにかけるよりも、条件に従い脱出した方が確実だ────等と、もっともらしい提案をして褥に押し倒す。戸惑いながらも腹を括ったきみは、複雑な心境になりながら、将又割り切ってそれを受け入れる。(逆、あるいは双方片恋設定も可能)
三、きみの考える設定
部屋の有様
広さは十畳程の座敷。白い塗壁に囲まれ扉や窓は一切無く、あるのは中央に一組の褥、角に金の香炉と白い木箱。中には房事に必要な道具が各種揃っている。玩具や縄の類もあり。電燈の他に行灯も設置されており自由に操作が可能。
条件
・規約を遵守できる背後が成人済みの女性審/神/者。
・原作に触れている。(進度不問)
・帯か捨て宿での遣り取りが可能。(帯推奨)
・打ち切り時は三日無言又は退室。捨て宿は白紙。(挨拶の有無は不問)
・返書関係寛大(速度等)
・刀〜刀寄り両刀
…随分と長たらしい語りになってしまったが、こちらの趣意は伝わっただろうか。
下記が萎に該当する。萌は萎え以外と考えてくれて構わんぞ。
死、暴行、蟲、破壊、汚系、切断、汚喘ぎ、鸚鵡、終止形、分割描写、描写内露骨表現、台詞内擬音、助詞抜き、記号乱用、顔・絵文字、背後干渉
提供は俺、鶴/丸/国/永のみ。その代わり、募集は形貌が幼く無ければ刀種、練度問わず歓迎する。
共に条件を満たす為励んでくれるのなら、きみの名と萎、希望の媒体、返書が届く宿の宛先、きみが選んだ場面に合わせた描写を添えて鳩を飛ばしてくれ。帯ならば部屋はこちらで用意しよう。
最後に、ここまで付き合ってくれた事へ心から感謝を。
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