短期募集

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1 降/魔/大/聖(原/神)
公/子と呼ばれる男を。
人の身で在りながら、その生き様はまるで夜叉の様に苛烈。そして不思議な事に焦燥を駆り立てる。

嘗て璃/月を害そうとしていた男の話を旅人の口から語られるのを黙って聞きながら、そんな事を考えていた。生き急ぐ様な在り方が気になるのか、我の中にある夜叉が仲間を見付けて歓喜しているのかよくわからない。しかし、一度でも興味を惹かれてしまったらお前という存在はどうやら我の頭の片隅に住み着いてしまった。……かと言って我は自ら人間と関わりを持つ性質ではない故、時が流れればこの些細な違和感も薄れるだろうと思っていたんだ。

そんな折に璃/月から望/舒/旅/館へと向かう途中に負傷して動けずにいるお前を見掛けてしまい、旅館へと運びその怪我の治療をする事になったわけだ。傷は生死に関わるものではなかったけれど、軽傷と言うには深い。それなのにお前は世話になったと出て行こうとするものだから、つい口が滑ったのだ。「傷が開いた原因は我にも関係がある。だから己の身を守れるくらいの力が回復するまでで構わないから治療に専念しろ。」と。
普段なら誰かに任せて終わりにさせていたはずだが、やはりお前は我を乱心させる存在らしい。上記の提案にお前は警戒心を顕にしつつも争う余力がない為に渋々頷くでも、常人ではなさそうな我という存在を獲物として見定めるも良し。後者なら傷が癒えた後、軽く刃を交えるのも悪くない。お前に対する興味が形を得そうだからな。

不慣れながら世話を焼かせてもらう事になった仙/人と手負いの執/行/官。ちぐはぐとした組み合わせだが、着地地点は話し合えたらと思う。友人未満知人以上になるでも、一緒に過ごすうちに我が抱く想いが遅い初恋と気付くというのも対応が可能だ。誰得なんだと旅人たちの声が聞こえた気がするけれど、一つの存在と話してみたいと二千年を経てやっと感じられたんだ。束の間を願うくらいなら岩/王/帝/君も許してくれるだろう、恐らく。

長く語ってしまったが、こういった経緯で傷が癒えるまでの期間を共に過ごしてくれる公/子と呼ばれる男と我を探している。こちらが公/子の場合、傷を負った我を甲斐甲斐しく世話を焼く予定だから少し煩わしいかもしれないと先に言っておこう。

条件
・この場の規約厳守
・帯の使用が可能
・属性不問
・期間は一ヶ月程度から区切りの良いところまで
・置きレス中心、レス関係寛大である(三日以上経つ場合は要連絡)
・日常、戦闘描写が可能。文字数は台詞抜きで100から150程度(終始、度重なる決定描写は不可)
・半で流れの相談が可能

※募集と提供は共に公/子と我のみ。


話していて興が乗った場合、継続可能。話し相手にしてくれるのなら此方も僥倖だ。
少しでもこの募集に興味を抱いてくれた者がいたらそちらの姿、上記の設定に付け加えたい事があれば記入、無ければそちらが目を覚ました描写をつけて手紙を寄越してくれ。

最後まで目を通してくれた者が居たのなら感謝を。では、縁があるのを願って。

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