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1 レ/オ/ナ(t/w/s/t) In the Eden 夜毎、どうしようも無い程の渇きに襲われて目が醒める。 疼いて堪らねえ牙を自分の腕に立ててみても一向に治まる気配もない。儘ならねぇ身体を携えて、夜が明けるまで無力な餓鬼みてえに温室に一人篭って夜明けを待つ。…このちっぽけな楽園の中でだけは「王様」でいられる、なんて我ながら笑える醜態だ。 ───そこに現れたテメェは事情を知ってか知らずか、なんてこたぁ俺には関係ねぇ。頭から喰われちまえばそのうるせぇ口も文句は言えねぇ筈だろ、…なぁ?