ゲーム 一日限定

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1 燭:光台:忠切(刀:剣)
君の言の葉を。

──僕に、喰らわせてくれないか。

時折、とても言葉が欲しくなる。美しく、優しい言葉が、欲しくなる。
僕は未だにこの国の言葉を上手く扱えなくて、不器用に言の葉を舌先で弄ぶ日々を浪費していて。その反動なのか、空腹を持て余す獣のように、言葉を喰らおうとはしたなく口を開かせる衝動が稀に顔を覗かせる。……だから、ねぇ、そこの君。飢えた僕の唇が、嘆きを零す前に。君の言の葉を押し込んで、腹を満たしてくれないか。

成人した女性の審神者の刀で、帯かぽいのどちらかで言葉をくれるなら、他には何も言わない。
棘が潜められた辛辣な言葉よりは、温かく円やかな優しい言葉が好きだ。美しく着飾った言葉も、素朴で素直な言葉も好きだ。難しい言葉遊びは得意じゃないけど、嫌いじゃない。僕の知識が足りないから追い付けないだけ。格好悪いけど、そういう事だから易しい会話だと有難いな。

言の葉を分け与えてくれる君は、同じ刀であるなら誰でも構わない。口を開いて待っているのは僕だけ、…はは、不満かな?申し訳ない、最も扱い慣れているから、言葉を紡ぎやすいんだ。

少し話し過ぎてしまったかな。諾々と言葉を並べてみたけど、これでまだ見ぬ君の袖を掴めたら重畳、だね。
若葉は日々その背丈を伸ばし、青空に白雲を描いた夏が少しずつ庭を極彩色に変えていく。気の早い風鈴は涼しげな声色で唄い、暑さに焼ける喉は水のように爽やかな言の葉を求めて口を開く。そこに流し込まれる言葉は、一体どんなものになるだろう。
もしも始まりの欠片を選べと言うのなら、好きな季節を教えてくれ。ちなみに僕は冬、だ。君は、どの季節が好き?……さあ、君の言葉を、僕にちょうだい。

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2 燭:光台:忠切(刀:剣)

夏の暑さに喘ぎ開いた口が求めるのは、氷の泳ぐ麦茶なのか、はたまた涼やかな言の葉なのか。どちらにせよ、開いた僕の唇が何かを求めているのは確かだ。

以前美しい言の葉を喰らわせてくれた君に、心よりの感謝を。手が足りずに、口惜しいけれど返事が出来なかった君にも、感謝と謝罪を。
邂逅を望んでくれるなら歓迎するし、一期一会も楽しいものだ。さて、今度はどんな縁を繋ぐ事が出来るだろう。

今度は少しばかり、君の手を求めても良いだろうか。所謂手を繋ぐ、という行為。僕はそれを好んでいて、…まあ、僕の手はこの通り、無愛想な黒に覆われてしまっているけれど。それでも手を繋ぐと、何となく心地良い。触れられると、穏やかな心地になる。
触れるのはご法度だと言うのなら、言葉を与えてくれるだけでいいよ。充分満足だからね。……それに、あまり我儘を言って、格好悪い姿は見せたくないし。

長々と並べるのはこれで終わりだ。
此度の縁はどんな色だろう。夏を思わせるような極彩色より、冬を感じられる淡い寒色が良い──なんて、我儘だね。此処に文箱は置いていない、上に用意した文箱に、こっそり文を入れておいて。墨の香りを楽しみにしているよ。

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