狩人の休日 - ゲーム一日限定

1 写／真／家(第／五／人／格)
狩人の休日
六月。また忌々しい季節がやってくる。芸／者の彼女の故郷ではそろそろ梅雨に入るそうだ。荘／園でも連日厳しい雨が続いていて、どうも気が滅入る。こんな日は遊戯で募る鬱憤を発散───したいところだが、残念ながら今日はもう呼ばれないみたいでね。ゆえに暇を持て余しているんだ。同じく今日一日を館で過ごさなければならないそこのお前。どうだろう、私の話し相手になってくれないか。

提供はこの私、写／真／家・ジ／ョ／ゼ／フ。……おや、私だけではご不満かな。ならば、リ／ッ／パ／ーを連れて行こうではないか。彼も恐らく手が空いているだろうから。君は勿論どちらを指名してくれても構わない。募集は前述の者を含む同陣営優遇。物好きな子鼠共もおいで。……ふふ、冷遇はしないさ。敵である以上仲良くとはいかないが、可愛がってあげよう。

後ろの探偵は此処の掟をきちんと守れる成人済みのお嬢さんであることが絶対条件だ。やりとりは帯で行おう。肖像画は公式・非公式不問。タイムリミットは本日の寝落ちまで。描写となるとこちらはかなりの遅筆になってしまうが、そこもまあ〝その場のノリ〟とやらに任せよう。反抗的な獲物は好ましいけれど、待てが出来ない犬はごめんね。因みに触れ合い云々はそこまで重視していないんだ。いかんせん暑いからさ。写真が湿気に弱いことはご存知かな。ひとまず友人として気軽に、気紛れに言葉を交わせたら嬉しい。ああ、過度な人格のブレさえ無ければちょっとしたおふざけなんかも嫌いではないよ。それなりにね。今日一日は君のお好きなように。

私からは以上だ。少しでも興味を持って頂けたなら、ナ／イ／チ／ン／ゲ／ー／ルに鍵付きの招待状を届けてくれ。軽い挨拶から希望でも何でも書いて。この手紙を破り捨てるまでは此処で待っているよ。

それでは、良縁を願って。これにて失敬。
2020/6/3(水)11:43
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