夢 - ゲーム一日限定

1 三＊日＊月＊宗＊近
夢
冷えた空気が頬を撫でるたび、またひとつ寂寥が嵩む。当て所無く闇紛う月の、墜つ宛てになる者をと思い参ったのだが…詰まる所此の寒さに耐え兼ねていてなあ。ちとお前の懐に落ち着きたく思う。一夜ばかりの夢と称し、今宵のみでも将又興が冷めるまででも良し。この瞳にお前だけを映し、そうして睦言を、指先を…恋慕を重ねたいのだ。俺にお前を必要とさせてくれんか。

俺と同じく恋仲を持たん者で頼みたい。些か甘えたい気分でなあ…はっはっは、甘やかしたがりか或いはそれでも構わんと言う物好きが居れば良いのだがな、さて。
此方の控えには俺の他に粟＊田＊口と平安生まれの刀、そして織＊田と伊＊達の刀を。其方は太刀を優遇に如何様な姿でも歓迎するぞ、迷うならば幾振りか候補を挙げてくれ。

では、帯の招待を付して俺の部屋へお出で。唯一振り見付かれば上々、それにて〆だ。…早うお前の温もりを感じたいものよな。
2016/11/3(木)22:17
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