夢と姿見(R20/裏含) - ゲーム一日限定

1 三／日／月(代/他有)
夢と姿見(R20/裏含)
背後成人済み女／審／神／者
原作遊戯を嗜み知識のある者
一方的な片恋による行為が許容
属性不問、完刀～完鞘まで
本番まで至るかは流れ次第
多少なりと描写を回せる
宿は帯か仮、捨いずれか
継続は任意(白紙、退室は随意に)

＊＊＊

…っ！……、…また、あの夢…か。

浅ましい、此処では皆が己の命と矜持を懸け日々戦いに身を投じて居ると言うに。今朝、ただすれ違うただけだ。常と変わらぬ挨拶を交わし朝餉の席を共にした。ただその限りでしか無い…なのに何故、彼の君の面差しはこれ程深く胸の内を抉るのか。人の身のままならぬをこの様なところで知りたくなど無かった。

昨日譲り受けた甘味の味も分からぬ程、その笑みに見惚れていたと。口含む茶の熱さも忘れようかと頬も総身も火照っておったなど決して知られたくは無い。そう思い万屋で買い付けたこの姿見に今映る俺自身のこの顔も、目も、まるで獣のそれでしか無いなど…笑えんな。

いつから、では無い。あの日その唇が俺の銘を告げた日より心と想いを肉の身が内に確かと拝受した。時折鋼が早鐘に変わる心音をお主は耳にした事があるのだろうか。他の何者でも満たせん乾きを、戦以上の昂りと高揚を感じ、必死と己を律し取り繕うた事など恐らくは無いのだろう。

そんな愚かしい身の鼓膜震わすこの声音も、襖に掛かる指先も其方に見えるなど幻視の類にしては良く出来たものだが…今、この刹那最も相対したく無い君がそこに佇んでおるなど…何の因果と申し表すべきか。なあ、お主が今目にしておる一振りは確かに仲間と戦友と呼べる顔をしているか？

っ、ああ、すまんすまん。肝要な事を告げる前に話に耽ってしまったが…提供は刀の者であれば誰なりと。求む身は蛍／丸、短／刀か打／刀の内よりいずれか一振りで頼みたく。組合せと好む宿、後は姿見の前で常時とは異なる顔付きを晒し欲を孕んだ目で其方を見上げいる姿の描写を添え逢いに来てくれたならばそれだけで。

夢の内容、か？……それは…はっはっは。いや、なるべくならば知らんままで居ておくれ。
2016/12/24(土)15:07
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