初めまして、を言いたい。

1 アー／サー(F／G／O)
初めまして、を言いたい。
初めまして…っていう挨拶。なんだか新鮮で素敵な響きを持っていると思わないかい。

君と僕の関係がこれから始まるっていう爽やかな息吹を感じる。季節も丁度春だしね。この前まで綺麗に咲き誇っていた桜もすっかり散り始めて葉桜だ。薄いピンクの中に鮮やかな緑が見え隠れしていると、長かった冬も終わるんだなって嬉しくなるよ。

前置きが長くなり過ぎてしまうところが僕の短所かもしれない。本題に入ろう。今日探しにきたのは僕と何でもない話をしてくれる人。あれを食べたとかこれを食べたとか…これじゃ食べ物の話ばかりになってしまうな。えっと、そうだ。例えば君に想い人が居るならその人のこととか。何かに悩んでいるならそれについてとか。僕は召喚されたばかりで過去の記憶以外に持ち合わせている物がとても少ないんだけど、それでも話を聞くことは出来る。寧ろ聞かせて欲しいんだ。君が何か語ってくれる度に僕の知っていることは少しずつ増えていく。新しい記憶が蓄積していく。僕にとってはそれって一つが一つがとても楽しくて、大切なことだ。僕は今、君の目の前に存在しているんだなって実感出来る。

条件は「F／G／O登場済み男女」「帯使用」の二つ。君から招待をしてくれるなら僕が出向くし、僕が場所を用意した方が良かったら鳩を飛ばすよ。

僕のことを少しだけ自己紹介しておくと属性は攻めで恋人は居ない。恋人は居ないどころか友人もそう多くはないから僕と真逆の人の方が話題には困らないかもしれないね。きっと交友関係の広さはそのまま話題の豊富さに繋がってくるんじゃないかなって思うから。僕はこの通りで何を話す訳でもないのに、何かと言葉は長くなりがちだ。え…、ホワイトデーでそれは知っていてた…？はは、意地悪なことを言わないでくれよ。君と会えることを楽しみに待っているね。
2018/4/1(日)0:32
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