独善 - ゲーム一日限定

1 鶯／丸
独善
独善に陥ったが故の愚行だと、笑って吐き棄てれば良いさ。

火を点けてみたら燃えた、たった其れだけの話に過ぎない。腹が減ったら飯を食う、至極当たり前の、自然の摂理だろう。嗚呼、当然なんだ。其処に疑問を投げ掛ける奴は、人で在ろうと刀で在ろうと存在しない。美術品だろうと実戦刀だろうと、斬れる刀で在る事に相違無い様に。

──つまり、だ。俺が大／包／平を愛でたいと云う独善的な感情に陥った事も、道理だろう？まあ、細かい事は気にするな。指一本触れはしない、但し言葉で心底愛でる、…所謂せくはらと云うものをさせてくれないか。募る欲は適度に発散すべきだと常々思っていてなあ、最高傑作で在るお前ならばと見込んで頼んでいる次第だ。若しくは、俺の抱える欲を聞き流してくれる奇特な刀も求めている。

梅雨を忘れて、急ぎ足の夏を迎えつつある。照り付ける陽光が齎す熱を受けて、お前はきっと汗を滲ませる事だろう。少しで良い。刹那で構わない。舐めても良いか。一粒だけ、此の鶯に分け与えてくれ。
と、まあこんな阿呆な空気に付き合ってくれる奴を募集だ。所詮一夜の縁、細々と制限は設けないさ。此方の規約を順守し、知識が派生のみで無ければ後は問わない。媒体は合わせよう、帯の招待は何方でも。単なる宵の暇潰しとでも思えば良い、茶の一杯位は淹れてやるぞ。嗚呼、何も混ぜていない可能性は否めないが。

お前にとって、「独善」とは何だと思う？
暫し待つ。
2018/5/26(土)20:43
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