チャラくても母性 - 完なりオリジナルBL　受募集

1 創作男子(弟)
チャラくても母性
ブリーチ染めの明るい髪色のながい襟足を雑に括って作ってくれるだし巻き玉子とか。
ルーズリーフくらい連ピアスして咥え煙草で掃除機かけてるとか。
誰とでも簡単に仲良くなって誰にでも優しくて、一度出掛けると連絡つかない事なんかざらだけれど、必ずお土産を買って帰って来てくれるとか。

そんな、最高にチャラくてでも物凄く優しい俺の恋人(半分)を探し中。この忌々しい(半分)表記については追々。
ちなみに、冒頭はあくまでイメージが伝わればそれでよくて、外見特徴まで寄せなくても構わないよ。髪色、アクセサリー、嗜好品諸々お好きにしてください。
要は、チャラついた年上男性のふと垣間見えるママみに振り回されたいだけって言うか……まずい、大分変態だな、ごめん。もし未だついて来れるようだったら、もう少しだけお付き合いください。

「帰る場所がないからここに住んでる」
というような趣旨の言葉を貴方から聞いたのは、友人に勧められて入ったBARでの事。カウンターの向こうで客の数人と楽しく会話を回しながらちゃんと酒やつまみを作ったり、テーブル客にも気を配ったりと、随分器用なバーテンさんだな、と言うのが貴方への印象だった。
俺は始め、友人とテーブル席に居たんだけど、カウンターから聞こえる貴方の低くてでも甘めの声が気になってしまって、お客が少なくなるのを切っ掛けに席を変えさせてもらった。酒に弱い友人をタクシーで帰してしまった後だったから、一人酒を理由に貴方に話し相手になって貰いたくて。
まさか、知り合いの借金の連帯保証人となっていたばかりに家を追われ、無一文の宿無し状態、明日も知れぬその日暮らしの臨時バーテンだったとは夢にも思わなかったけど。帰る場所がないならうちに帰れば良いと、貴方の手を引いたのは俺からだった。結構強引だったと思うけど、それでも貴方の事を放って置けなかった。

さて、貴方を連れ帰ったは良いけれど、実はこの広すぎる高級マンションの部屋は俺名義では無い。十個歳の離れた兄の物であり、海外出張ばかりでどうしても留守がちになってしまう兄に頼まれてここに住んでいる。恋人や友人を招いてもいいって許可は既に得ているのでなんの問題も無いと思っていたのだけれど……血は争えないと言うか、好みは似るらしく、珍しく帰って来た兄は貴方を一目見た途端に気に入ってしまい、貴方の借金を肩代わりしたばかりか、無一文では何かと不便だろうと支度金まで幾らか包んだ始末で。殿か。
但し一つだけ条件を付けた。「帰国している間は俺の嫁である事。その他は好きに過ごしていて構わないから」

(半分)の意味がだんだん分かってきたと思う。嫌な予感がする？逆に挑戦的だったり？　そうだな、俺としても出来れば前向きである方が有り難いけど。まさか意中の人を横取りされそうになっていながら指を咥えてただ見ていたわけじゃない。必殺、俺の方が先に好きだったのにを発動し、なんだかんだ弟にも弱い兄を絆して掴み取ったのがこの(半分)。まるで貴方の事、お金で買って自由意志を奪うみたいにしてすみません。でも、あくまで契約があるのは兄とだけで、弟の俺に義理立てする必要はない。それでも側に居てくれるって事は、少しくらい……脈があるって思っていてもいいですよね？

背景はざっくりこんな感じかな。代表として俺が説明させてもらったけど、兄を選んでもらっても大丈夫。どちらにせよ、兄弟は必ず物語に関わってくるし、その後の展開でどちらか一人に絞ってもいいし、兄弟二人とも相手にしてくれてもいい。ちなみに、詳細なプロフは後ほど届ける予定だけど、俺は23、兄は33。顔はとてもよく似てます。シンプルに互いが十年前/十年後って感じで。

まだまだ説明しきれない部分も多いだろうから、まずは背景確認からゆっくり進めるのでも大丈夫なんで、良かったらお気軽にご連絡ください。
やり取りはぽいのみで、兄弟の選択、萌萎など必要だと思う事を添えて。
長々と付き合わせてしまってごめんね。良かったらまた顔を見せて欲しいな。それじゃ。
2025/1/5(日)15:03
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