1 豚◆1gzm
本当にあった怖い話
ある日、今日はねたフリをしよう、と部屋の電気を消して箱の主が来るのを
まっていました。12時過ぎに、また、
「ピンポー――ン・・・・ガチャガチャ・・・」
と、ドアのノブが回す音がしました。
そして、インターフォンから、「返してください・・・」
という声が聞こえてきます。
Rさんは勇気を出して、そっと玄関の方へ歩いていきました。
Rさんは、見てはいけないものを見てしまいました。
ドアの向こうには、誰も立っていなかったのです・・・。
それでも、ずっと、チャイムは鳴り続けます。
「ピンポーン・・・返してください・・・ガチャ、ガチャガチャガチャ・・・・・」
そして・・・・
ピンポー――――ン・・・・がチャガチャガチャ・・・
かちゃっ・・・・あ、ドアが開いた・・・・・。ふふっ・・・・。
その霊は私に飴を一粒くれました
美味しかった・・・
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私が幽霊。あれを捨てた人にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
何故なら彼もまた特別な存在だからです。
まっていました。12時過ぎに、また、
「ピンポー――ン・・・・ガチャガチャ・・・」
と、ドアのノブが回す音がしました。
そして、インターフォンから、「返してください・・・」
という声が聞こえてきます。
Rさんは勇気を出して、そっと玄関の方へ歩いていきました。
Rさんは、見てはいけないものを見てしまいました。
ドアの向こうには、誰も立っていなかったのです・・・。
それでも、ずっと、チャイムは鳴り続けます。
「ピンポーン・・・返してください・・・ガチャ、ガチャガチャガチャ・・・・・」
そして・・・・
ピンポー――――ン・・・・がチャガチャガチャ・・・
かちゃっ・・・・あ、ドアが開いた・・・・・。ふふっ・・・・。
その霊は私に飴を一粒くれました
美味しかった・・・
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私が幽霊。あれを捨てた人にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
何故なら彼もまた特別な存在だからです。