1 無名さん
霧婆
ミスト「今日も夜食にカップ麺でも食べようかな、変な時間に喰ったからあんま腹減ってないけど体力つけやなあかんしな」
キッチン
ミスト「…どん兵衛かUFOかぁ…俺の好きなのがないやないか、ママに文句言わなきゃな」
ギィ…
ミスト「!?」
霧婆「…」
ミスト「なんだ、婆ちゃんか…びっくりさせんなよ…なんか用?」
霧婆「また深夜に食い物漁っとんのか?」
ミスト「うん、それがどうかした?」
霧婆「あぁ〜ちんぽぉ〜ちんぽぉ〜〜」
ミスト「!?」
霧婆「…」
ミスト「…なんだよ突然、、大体俺が好きなもんを好きな時間に喰ったっていいじゃないか?」
霧婆「ほぉ〜怖い怖い、ワシは小便しに起きに来ただけや、台所でこじきみたいに食いもん漁っとるお前が哀れでのう…」
ミスト「っさいなぁ!孫をこじき呼ばわりすんな!このばくそ!!」
霧婆「もう終わりか?」
ミスト「!?」
キッチン
ミスト「…どん兵衛かUFOかぁ…俺の好きなのがないやないか、ママに文句言わなきゃな」
ギィ…
ミスト「!?」
霧婆「…」
ミスト「なんだ、婆ちゃんか…びっくりさせんなよ…なんか用?」
霧婆「また深夜に食い物漁っとんのか?」
ミスト「うん、それがどうかした?」
霧婆「あぁ〜ちんぽぉ〜ちんぽぉ〜〜」
ミスト「!?」
霧婆「…」
ミスト「…なんだよ突然、、大体俺が好きなもんを好きな時間に喰ったっていいじゃないか?」
霧婆「ほぉ〜怖い怖い、ワシは小便しに起きに来ただけや、台所でこじきみたいに食いもん漁っとるお前が哀れでのう…」
ミスト「っさいなぁ!孫をこじき呼ばわりすんな!このばくそ!!」
霧婆「もう終わりか?」
ミスト「!?」
25 無名さん
ミスト「!?な、なんだよ婆ちゃんかよ…びっくりさせんなや」
霧婆「なんや騒がしいな、どないした?んん?」
ミスト「さぁ…なんかおやじの金入った封筒がなくなったらしいくてな、ママが取ったんやろうな…本当に金にがめついアマやでww」
霧婆「そのポケットから出とるそれはなんや?」
ミスト「!!?」
プチュ←少しばくそを漏らした音
ミスト「こ、これは…ただの封筒や!!道ばたで拾っただけや!」
霧婆「…なに言っとるんや、ワシは封筒とは一言も言っとらんで?ワシが言っとんのは左ポケットから出とるもんの事を言っとるんやで?」
ミスト「!!!!」
ミストの左ポケットからはゲーセンで取った「ピカチュウ」ぬいぐるみの尻尾が出ていた!!
ミスト「こ、これはピカチュウのぬいぐるみや…」
霧婆「あぁ〜あのポコチンゲットやでの鼠か、ワシはあの鼠嫌いやな」
ミスト「そ、そうなんか、それは残念やな(汗笑)」
霧婆「その封筒おとうちゃんの会社の封筒やないか、なんでおまえが持っとるん?」
ミスト「!!!!?」
ピプシャ←ションベンを少し漏らした音
霧婆「なんや騒がしいな、どないした?んん?」
ミスト「さぁ…なんかおやじの金入った封筒がなくなったらしいくてな、ママが取ったんやろうな…本当に金にがめついアマやでww」
霧婆「そのポケットから出とるそれはなんや?」
ミスト「!!?」
プチュ←少しばくそを漏らした音
ミスト「こ、これは…ただの封筒や!!道ばたで拾っただけや!」
霧婆「…なに言っとるんや、ワシは封筒とは一言も言っとらんで?ワシが言っとんのは左ポケットから出とるもんの事を言っとるんやで?」
ミスト「!!!!」
ミストの左ポケットからはゲーセンで取った「ピカチュウ」ぬいぐるみの尻尾が出ていた!!
ミスト「こ、これはピカチュウのぬいぐるみや…」
霧婆「あぁ〜あのポコチンゲットやでの鼠か、ワシはあの鼠嫌いやな」
ミスト「そ、そうなんか、それは残念やな(汗笑)」
霧婆「その封筒おとうちゃんの会社の封筒やないか、なんでおまえが持っとるん?」
ミスト「!!!!?」
ピプシャ←ションベンを少し漏らした音
27 無名さん
霧婆「んんあぁ?やっぱし見間違いかの?封筒なんて一緒のようなもんやしのぉ、さぁて小便小便〜」
ミスト「ふ…ふぅ…なんとかしのいだ、婆め!ワシをハメようとしよってからに!いつか痛い目にあわしたる!…はよパンツ変えやな」
その日の夜、ママは夜12時ぐらいに帰ってきた
おやじも金をしまった場所を忘れたと言っていたがそれは多分嘘、だってあの20万はワシが使ったんやからな…
そう、ワシがな…
ミスト「ふ…ふぅ…なんとかしのいだ、婆め!ワシをハメようとしよってからに!いつか痛い目にあわしたる!…はよパンツ変えやな」
その日の夜、ママは夜12時ぐらいに帰ってきた
おやじも金をしまった場所を忘れたと言っていたがそれは多分嘘、だってあの20万はワシが使ったんやからな…
そう、ワシがな…
28 無名さん
ミスト「ふぅ〜なんとかドラクエ買えるわ、まったく僕は馬鹿やなぁ、あんな事せんでもママの目を盗んでクレジットカードの番号見ればよかったんやぁ、まぁおやじには悪い事してもうたが…ワシと婆を置いて旅行なんて行こうとしたからや、いい気味やで(笑)(しかしなんでおやじは嘘付いたんやろうな?まさかボケが始まったとか?)」
テレビ「あんまりコシコシしちゃだめよ♪」コシコシコシ♪
ミスト「なにがコシコシコシや、まったくつまらんアニメやで、これは流行らんわ…変えよ」
ピッ!
テレビ「親父、俺が悪かったよ…心入れ換えてがんばっ…」
ピッ!
テレビ「ハートの匂いが付いちゃうわ♪」デモデモデモ♪
ミスト「これは面白いわ!流行るで(笑)」
グゥ〜ギュルグュル
ミスト「う〜ん、腹減ったなぁ、なんか喰おうかな、夜食はやっぱり金ちゃんラーメン金ちゃんラーメン♪」
キッチン
ミスト「う〜ん、金ちゃんラーメンないなぁ、またどん兵衛とUFO…ママに文句言うのもめんどくさいわ、けど甘やかしたらあかんからな、これも僕の体力付ける為に…」ブツブツ
霧婆「…」
ミスト「婆ちゃん!?」
霧婆「…」
ミスト「な、なんやねんその目は…それが一生懸命生きとる者に向ける目なんか!?んん?(あれ?この光景見たような…)」
霧婆「はぁ〜ちんぽぉ〜ちんぽぉ〜」
ミスト「!!?下品なこと言うなや!ばく…」
霧婆「!?」パァ
ミスト「(これは!!あの時と同じ!このままばくそを言ったらワシの負けっ!)」
ミスト「くっ…」
霧婆「どないした?どないしたんや?」
ミスト「ば、ば…ばばくそ!!!」
霧婆「それがお前の精一杯か?」
ミスト「!!?」
テレビ「あんまりコシコシしちゃだめよ♪」コシコシコシ♪
ミスト「なにがコシコシコシや、まったくつまらんアニメやで、これは流行らんわ…変えよ」
ピッ!
テレビ「親父、俺が悪かったよ…心入れ換えてがんばっ…」
ピッ!
テレビ「ハートの匂いが付いちゃうわ♪」デモデモデモ♪
ミスト「これは面白いわ!流行るで(笑)」
グゥ〜ギュルグュル
ミスト「う〜ん、腹減ったなぁ、なんか喰おうかな、夜食はやっぱり金ちゃんラーメン金ちゃんラーメン♪」
キッチン
ミスト「う〜ん、金ちゃんラーメンないなぁ、またどん兵衛とUFO…ママに文句言うのもめんどくさいわ、けど甘やかしたらあかんからな、これも僕の体力付ける為に…」ブツブツ
霧婆「…」
ミスト「婆ちゃん!?」
霧婆「…」
ミスト「な、なんやねんその目は…それが一生懸命生きとる者に向ける目なんか!?んん?(あれ?この光景見たような…)」
霧婆「はぁ〜ちんぽぉ〜ちんぽぉ〜」
ミスト「!!?下品なこと言うなや!ばく…」
霧婆「!?」パァ
ミスト「(これは!!あの時と同じ!このままばくそを言ったらワシの負けっ!)」
ミスト「くっ…」
霧婆「どないした?どないしたんや?」
ミスト「ば、ば…ばばくそ!!!」
霧婆「それがお前の精一杯か?」
ミスト「!!?」
29 無名さん
霧婆「…」←高みの見物顔
ミスト「(ま、またあの顔…くそう…悔しいわ…悔しいわぁ!)」
霧婆「あ、そういやワシ小便する為に起きたんや〜ちんぼぉ〜ちんぽぉ〜〜」
ミスト「くっ…糞婆め…いまに見とれ!!まだ僕にはあの婆を仕留める新しい技がない…けども体力を付けたらきっと勝てるんや…きっと!」
僕はどん兵衛とUFOと飯の残りを平らげて深い眠りについた…一生懸命生きる為に
昼
ミスト「う〜ん、寝た寝た…今何時や?…12時!?き、今日はドラクエの発売日やのに!ママめ!なんで起こしてくれやんだんや!これが一生懸命生きる者への仕打ちなら許せん、ワシは絶対に許さんぞ!」
ドタドタドタドタ!
ミスト「ママァ!!ママァ!!なんで起こしてくれのやぁ!…ママ?」
母「ゴホッゴホッ…ごめんミストちゃん…ちょっと熱出ちゃってね…」
ミスト「風邪って…(さては飛び出した時に…)ふん!自業自得や…で、今日のご飯はどうするんや?んん?」
母「ごめんなさい…こんな状態じゃなにもできないから…これで出前でも取って…」
財布から5000円を出す
ミスト「5000円?5000円でなにが食える?なにが食えるんや?言うてみ?おおん?」
母「そ、そうねごめんなさい…はい」
さらに5000円差し出す
ミスト「んん〜まぁこれなら十分な体力付けれるなぁ(ニヤァ)ママはゆっくり寝とき、一生懸命風邪を治すんやで?」←ゲス顔
母「…ありがとうミストちゃん…やさしいのね…今日はゆっくりさせてもうわ…」
ミスト「くっくっく、一万円もうけたで、婆やおやじにはコンビニ弁当でも買っといて、僕は寿司でも食べようかな」
ミスト「(ま、またあの顔…くそう…悔しいわ…悔しいわぁ!)」
霧婆「あ、そういやワシ小便する為に起きたんや〜ちんぼぉ〜ちんぽぉ〜〜」
ミスト「くっ…糞婆め…いまに見とれ!!まだ僕にはあの婆を仕留める新しい技がない…けども体力を付けたらきっと勝てるんや…きっと!」
僕はどん兵衛とUFOと飯の残りを平らげて深い眠りについた…一生懸命生きる為に
昼
ミスト「う〜ん、寝た寝た…今何時や?…12時!?き、今日はドラクエの発売日やのに!ママめ!なんで起こしてくれやんだんや!これが一生懸命生きる者への仕打ちなら許せん、ワシは絶対に許さんぞ!」
ドタドタドタドタ!
ミスト「ママァ!!ママァ!!なんで起こしてくれのやぁ!…ママ?」
母「ゴホッゴホッ…ごめんミストちゃん…ちょっと熱出ちゃってね…」
ミスト「風邪って…(さては飛び出した時に…)ふん!自業自得や…で、今日のご飯はどうするんや?んん?」
母「ごめんなさい…こんな状態じゃなにもできないから…これで出前でも取って…」
財布から5000円を出す
ミスト「5000円?5000円でなにが食える?なにが食えるんや?言うてみ?おおん?」
母「そ、そうねごめんなさい…はい」
さらに5000円差し出す
ミスト「んん〜まぁこれなら十分な体力付けれるなぁ(ニヤァ)ママはゆっくり寝とき、一生懸命風邪を治すんやで?」←ゲス顔
母「…ありがとうミストちゃん…やさしいのね…今日はゆっくりさせてもうわ…」
ミスト「くっくっく、一万円もうけたで、婆やおやじにはコンビニ弁当でも買っといて、僕は寿司でも食べようかな」
30 無名さん
夜
ミスト「んん〜んまかったわ、やっぱり寿司は特上やね」ゲブッ!ブッ!←ゲップと屁を同時に出す珍芸
霧婆「な…なんやこれは?」
コンビニ弁当のハンバーグに目を丸くしている
ミスト「(なんやこの婆?ハンバーグ初めてなんか?よぉし、ここは世のエジソンと呼ばれた僕に任せとき)それはフォアグラや」
霧婆「ふ、河豚油?」
ミスト「フォアグラやフォアグラ、フォアグラって言うのは鴨の肝臓をおっきくしたもんや、世界三大珍味やで(笑)」
霧婆「せ、せかいさんだいちんぽぉ〜こ、こんな高価なもん食ってええのんか?!」
ミスト「うん、婆ちゃんの為に買ってきたんやで、」
霧婆「おいしい〜おいしいぃ〜おいしぃよぉ〜(泣)」
ミスト「(やっぱりただの馬鹿やでこの婆(笑))」
父「ただいま…あれ?母さんは?」
ミスト「ん?あぁ…風邪で寝込んどるわ」
父「風邪って…大丈夫なのか?」
ミスト「大丈夫やろ?一生懸命寝てるから治るって」
霧婆「おいしぃおいしぃおいしぃ(泣)」
父「大丈夫って…」
寝室
父「おい、大丈夫か?」
母「あ、あなたお帰り…こめんなさい、私ったら…」
父「いいんだ、ゆっくり休みなさい…どれ熱を…なんだこれは!高熱じゃないか!!なんでこんなになるまで…」
母「み、ミストちゃんが一生懸命寝たら治るって言われたから…寝てたんだけど…全然熱が下がらなくて…あたしってダメね…ホント」頬に涙が伝う
父「……っ!」
ミスト「んん〜んまかったわ、やっぱり寿司は特上やね」ゲブッ!ブッ!←ゲップと屁を同時に出す珍芸
霧婆「な…なんやこれは?」
コンビニ弁当のハンバーグに目を丸くしている
ミスト「(なんやこの婆?ハンバーグ初めてなんか?よぉし、ここは世のエジソンと呼ばれた僕に任せとき)それはフォアグラや」
霧婆「ふ、河豚油?」
ミスト「フォアグラやフォアグラ、フォアグラって言うのは鴨の肝臓をおっきくしたもんや、世界三大珍味やで(笑)」
霧婆「せ、せかいさんだいちんぽぉ〜こ、こんな高価なもん食ってええのんか?!」
ミスト「うん、婆ちゃんの為に買ってきたんやで、」
霧婆「おいしい〜おいしいぃ〜おいしぃよぉ〜(泣)」
ミスト「(やっぱりただの馬鹿やでこの婆(笑))」
父「ただいま…あれ?母さんは?」
ミスト「ん?あぁ…風邪で寝込んどるわ」
父「風邪って…大丈夫なのか?」
ミスト「大丈夫やろ?一生懸命寝てるから治るって」
霧婆「おいしぃおいしぃおいしぃ(泣)」
父「大丈夫って…」
寝室
父「おい、大丈夫か?」
母「あ、あなたお帰り…こめんなさい、私ったら…」
父「いいんだ、ゆっくり休みなさい…どれ熱を…なんだこれは!高熱じゃないか!!なんでこんなになるまで…」
母「み、ミストちゃんが一生懸命寝たら治るって言われたから…寝てたんだけど…全然熱が下がらなくて…あたしってダメね…ホント」頬に涙が伝う
父「……っ!」
31 無名さん
ダッダッダッ
ダッダッダッ
ダッダッダッ
ミスト「ん?どやったママの様子は?一生懸命寝たからなおっとったや…」
ボオコォォォンン!!!!
ミスト「ブビィィン!!」
ドサッ
ミスト「な、ななななにすんのやぁぁあ!!はっ!?」
父は涙を流しながらミストを睨む、その目は憎悪に満ちており…怒りを通り越した者…言うなれば「鬼」そのものだった
父「おまえは…おまえはぁ!!」
胸ぐらを勢いよく捕まれ持ち上げられる
ミスト「ひ、ひいん!!」
父「なんでなんだミスト!なんで風邪薬を飲まさなかった!!なんでお粥を作ってやらなかったぁ…なんで、なんで熱を冷ますように看病して…看病してやらなかったんだよぉおまえは!!」
ミスト「そ、そんなもん熱なんて一生懸命寝てれば…」
父「一生懸命…一生懸命、一生懸命!!一生懸命寝れば風邪は治るのかぁ!?一生懸命寝たら熱が下がるのかぁ!!なにが一生懸命だぁ!!一生懸命って言葉の意味はなぁ…母さんのように毎日俺たちの着た服を洗ってぇ!俺たちが食べる飯を作ってぇ!俺たちが生活している部屋を掃除してぇ…俺たちがこの家に帰ってこれるよう笑顔で迎えてくれるぅ!!そんな人の為にあるべく言葉なんだよぉ!!!!!」
ミスト「!?」
父「それを…おまえは気安く一生懸命…一生懸命…一生懸命!!なにが…何が一生懸命生きとるだぁぁぁ!!!ふざけんのも大概にしろぉ!!」
バチィィィィイン!!!!
ダッダッダッ
ダッダッダッ
ミスト「ん?どやったママの様子は?一生懸命寝たからなおっとったや…」
ボオコォォォンン!!!!
ミスト「ブビィィン!!」
ドサッ
ミスト「な、ななななにすんのやぁぁあ!!はっ!?」
父は涙を流しながらミストを睨む、その目は憎悪に満ちており…怒りを通り越した者…言うなれば「鬼」そのものだった
父「おまえは…おまえはぁ!!」
胸ぐらを勢いよく捕まれ持ち上げられる
ミスト「ひ、ひいん!!」
父「なんでなんだミスト!なんで風邪薬を飲まさなかった!!なんでお粥を作ってやらなかったぁ…なんで、なんで熱を冷ますように看病して…看病してやらなかったんだよぉおまえは!!」
ミスト「そ、そんなもん熱なんて一生懸命寝てれば…」
父「一生懸命…一生懸命、一生懸命!!一生懸命寝れば風邪は治るのかぁ!?一生懸命寝たら熱が下がるのかぁ!!なにが一生懸命だぁ!!一生懸命って言葉の意味はなぁ…母さんのように毎日俺たちの着た服を洗ってぇ!俺たちが食べる飯を作ってぇ!俺たちが生活している部屋を掃除してぇ…俺たちがこの家に帰ってこれるよう笑顔で迎えてくれるぅ!!そんな人の為にあるべく言葉なんだよぉ!!!!!」
ミスト「!?」
父「それを…おまえは気安く一生懸命…一生懸命…一生懸命!!なにが…何が一生懸命生きとるだぁぁぁ!!!ふざけんのも大概にしろぉ!!」
バチィィィィイン!!!!
32 無名さん
ヒュゥゥンバタン!
ミスト「ビブゥゥン!」
ボタボタボタボタッ!
大量の鼻血を流す、そのドス黒い血を見たミストは吐き気がした
ミスト「う、うぐぅ…ぐぐぐ…」
父「…もういい…お前には何も頼まないし期待もしない…毎日好きなことをしていろ、けど、二度目だが覚えておくんだ…俺と母さんと婆さんはおまえよりも早くしぬ、だがしんだ後の事は知らんしお前には何も残さない…自分自身で0から一生懸命生きるんだ、お前が得意なことだよなミスト…分かったか?」
ミスト「…」
父「分かったのかと聞いている…」
ミスト「…」
父「返事をしろぉ!!」
ミスト「!!?」
ミスト「ビブゥゥン!」
ボタボタボタボタッ!
大量の鼻血を流す、そのドス黒い血を見たミストは吐き気がした
ミスト「う、うぐぅ…ぐぐぐ…」
父「…もういい…お前には何も頼まないし期待もしない…毎日好きなことをしていろ、けど、二度目だが覚えておくんだ…俺と母さんと婆さんはおまえよりも早くしぬ、だがしんだ後の事は知らんしお前には何も残さない…自分自身で0から一生懸命生きるんだ、お前が得意なことだよなミスト…分かったか?」
ミスト「…」
父「分かったのかと聞いている…」
ミスト「…」
父「返事をしろぉ!!」
ミスト「!!?」
33 無名さん
霧婆「きぇ!!」
父「!!?」
霧婆「…もうそんなとこにしとき、この子も反省しとる…」
父「…」
霧婆「珍しいねぇ、お前がここまで本気で怒るなんて…あたしゃびっくりしたよ、愛の力だね」
父「おふくろ…」
霧婆「これを飲ませてやんなさい、苦いが風邪によく効く薬じゃ」
父「すまない…」
霧婆「ふっ…はよ行きなさい…」
タッタッタ…
霧婆「さて…まずはその血を止めんとな」
ミスト「い、い゛ぃ゛よぉ…ごんなのすぐどまるよぉ…」
霧婆「何言っとるか分からん、喋んな」
ミスト「う゛…うう゛ぃぅ…」
霧婆「まったく派手にやりおって…あの子も我慢しとったんやね、なんであんなに怒ったかわかっとるやろ?んん?」
ミスト「ほ゛ぼぐが…ままのがんびょうじながったがら…」
霧婆「ふん…そうじゃな、この婆も看病してやろうかと母さんに言いに言ったが、「寝てれば治る」の一点張りじゃったわ…よっぽどお前に言われた言葉を信じたんじゃな…」
ミスト「…」
霧婆「なぁ、なんでこんなに皆お前に優しいと思う?」
ミスト「か、考えたことない…」
霧婆「…それはな、お前の事が好きだからじゃよ」
ミスト「!?」
霧婆「みんなお前が好きで好きで仕方ないんじゃ、せがれの奴もあんな事を言っとるがの、おまえを置いてしんでいくのが心配で仕方ないんじゃよ…」
ミスト「う゛…う゛ぅ…」
霧婆「ミスト…おばあちゃんもお前の側に居てやりたい…お前がどんな酷い事を言うてきても、どんな酷い嘘を付いても…それでも居てやりたいんじゃよ、けど…どうしても皆より早くお前の側から離れてしまう…おばあちゃんそれがもう悲しくて…悲しくて…ね…」
ポタッ…ポタッ…
霧婆の目から涙がこぼれ落ちる、ミストは初めて霧婆の涙を見た
ミスト「ば、ばあちゃん…ばあちゃん!!!」
思わず霧婆に抱きつく
霧婆「偉くなんてやらなくていい…ただ元気に生きていてくれればいいんや…お前はワシの可愛い孫なんやからね…」
ミスト「うぁあ゛あ゛゛!!うぁあああああ!!!」
その日、ミストは大声で泣いた、生きてきた29年の中で一番大きな声で泣いた
5年後
墓場
父「おいミスト、もうすぐ時間だぞ?行くぞ」
母「はやく行かないとお店混んじゃうわよ」
ミスト「うん、ちょっと待って」
おばあちゃん、お元気ですか?
僕は今、父さんが紹介してくれた会社で働いています。
仕事は覚える事がいっぱいで大変ですが、苦ではありません、とても充実してます
あの時おばあちゃんが言ってくれた言葉は今も心の中にしまってあります、、
貴方と過ごした日々、絶対に忘れません。
おばあちゃん
僕は今
一生懸命生きています。
終
父「!!?」
霧婆「…もうそんなとこにしとき、この子も反省しとる…」
父「…」
霧婆「珍しいねぇ、お前がここまで本気で怒るなんて…あたしゃびっくりしたよ、愛の力だね」
父「おふくろ…」
霧婆「これを飲ませてやんなさい、苦いが風邪によく効く薬じゃ」
父「すまない…」
霧婆「ふっ…はよ行きなさい…」
タッタッタ…
霧婆「さて…まずはその血を止めんとな」
ミスト「い、い゛ぃ゛よぉ…ごんなのすぐどまるよぉ…」
霧婆「何言っとるか分からん、喋んな」
ミスト「う゛…うう゛ぃぅ…」
霧婆「まったく派手にやりおって…あの子も我慢しとったんやね、なんであんなに怒ったかわかっとるやろ?んん?」
ミスト「ほ゛ぼぐが…ままのがんびょうじながったがら…」
霧婆「ふん…そうじゃな、この婆も看病してやろうかと母さんに言いに言ったが、「寝てれば治る」の一点張りじゃったわ…よっぽどお前に言われた言葉を信じたんじゃな…」
ミスト「…」
霧婆「なぁ、なんでこんなに皆お前に優しいと思う?」
ミスト「か、考えたことない…」
霧婆「…それはな、お前の事が好きだからじゃよ」
ミスト「!?」
霧婆「みんなお前が好きで好きで仕方ないんじゃ、せがれの奴もあんな事を言っとるがの、おまえを置いてしんでいくのが心配で仕方ないんじゃよ…」
ミスト「う゛…う゛ぅ…」
霧婆「ミスト…おばあちゃんもお前の側に居てやりたい…お前がどんな酷い事を言うてきても、どんな酷い嘘を付いても…それでも居てやりたいんじゃよ、けど…どうしても皆より早くお前の側から離れてしまう…おばあちゃんそれがもう悲しくて…悲しくて…ね…」
ポタッ…ポタッ…
霧婆の目から涙がこぼれ落ちる、ミストは初めて霧婆の涙を見た
ミスト「ば、ばあちゃん…ばあちゃん!!!」
思わず霧婆に抱きつく
霧婆「偉くなんてやらなくていい…ただ元気に生きていてくれればいいんや…お前はワシの可愛い孫なんやからね…」
ミスト「うぁあ゛あ゛゛!!うぁあああああ!!!」
その日、ミストは大声で泣いた、生きてきた29年の中で一番大きな声で泣いた
5年後
墓場
父「おいミスト、もうすぐ時間だぞ?行くぞ」
母「はやく行かないとお店混んじゃうわよ」
ミスト「うん、ちょっと待って」
おばあちゃん、お元気ですか?
僕は今、父さんが紹介してくれた会社で働いています。
仕事は覚える事がいっぱいで大変ですが、苦ではありません、とても充実してます
あの時おばあちゃんが言ってくれた言葉は今も心の中にしまってあります、、
貴方と過ごした日々、絶対に忘れません。
おばあちゃん
僕は今
一生懸命生きています。
終
34 無名さん
あとがき
笑いと人間の汚さと下ネタの三つだけで書こうとしましたが、結局涙で落ちちゃいました(笑)
何も考えずに書いてたので急展開の連続でめちゃくちゃな話になっちゃいましたが、元々カオスな作品を作りたかったので満足です。
誤字脱字がある中、読んでいただきありがとうございました、また縁がありましたらお会いしましょう
ではm(__)m
笑いと人間の汚さと下ネタの三つだけで書こうとしましたが、結局涙で落ちちゃいました(笑)
何も考えずに書いてたので急展開の連続でめちゃくちゃな話になっちゃいましたが、元々カオスな作品を作りたかったので満足です。
誤字脱字がある中、読んでいただきありがとうございました、また縁がありましたらお会いしましょう
ではm(__)m