100号室 桐谷 朱鷺

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★綾瀬裕夢
(僅か震える指先袖ごと更に握り締める事で誤魔化し乍ら顔覆い隠す様落ちる微々水気帯びた前髪其の儘細々と呼気流して居れば不意、既知感と懐かしさが入り混じる声音が小さい乍らも鼓膜擽るなら途端に高鳴る鼓動確かめる様握り拳の片方を其の部位へと重ね何処か恐る恐る視線上げて)……うん、俺です。(少しも色褪せる事無く願い続けた彼と云う存在を未だ確りと瞳に宿す事出来ない侭聞こえた台詞へと返答為すも次いで室内へと導かれるなら一度頷いた後常套句を伸べつつ入室、一歩一歩前へ進む度じわりと広がる感情の色が穏やかな表情に滲み軈て歩みを止め辺り見回して)ホント、段ボールだらけだ。

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★桐谷朱鷺
(最近使用を覚えた電気ケトルに水を入れスイッチを押し始動の気配がし始めた刹那控えめな音が玄関から立てば約束の人物かと思うものの引っ越し直後のため寮の職員かとも考えられ、不用意に返事をする訳にもいかず玄関へ向かい間延びした返事をしながら扉を開け)…お、やっぱ裕夢か。…と、うん。はは、裕夢だな。(立つ姿は見知ったものであるも、久方振りに目にする相手を改めて見遣れば何処か確認するような色を帯び、明朗に表情を緩めてから部屋の奥を指し示すように頭部を微かに振って入室を促し)入れよ、廊下寒ィだろ。

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★綾瀬裕夢
(静寂広がる肌寒い寮棟の廊下にて時折立ち止まった後足先を見ながら深呼吸為す事で無意識の内力んでいた肩の力抜きまた一歩と前へ進んでは数歩先にて歩みを止める動作繰り返し其れでも少しずつと目的地までの距離を縮めて行き、軈て辿り着いた一室の扉暫時静かに見詰めているも漸くと持ち上げた片手先其れへ軽く当てては少し後ろへ下がった後顔を下へ向け上下共緩さ目立つ紺地のスウェット姿にて袖を指先で握り締め乍ら何かしらの反応を待ち始めて)>入室

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★桐谷朱鷺
(制服にマフラーを巻きポケットに手を入れ歩いてくると寮棟一番手前の部屋に入り、灯りを点けるなり玄関先に置いたままの畳んだ段ボールの束に気付き、己が奥へ進むついでにと手にして運びベランダへと出して扉を閉め、マフラーを外して上着を脱げばラグやソファ周りにある段ボール箱数個を取り敢えず重ねて部屋の隅に置き、片付けをしたとも言えない適当さで満足するとネクタイを解いて上着と併せてクローゼットに掛け)>入室

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★桐谷朱鷺
(規定の長袖シャツの袖を肘まで折り返しネクタイを緩く締め着崩した制服姿で静かに部屋に入ってくれば真ん中にボストンバッグが1つある以外は備え付けの家具しかなくなった室内に灯りを点し奥へと向かい、昨夜帰宅した際に目を通したものの置いたままになっていた友人からのメモを手に取り今一度黙読してからバッグのポケットにしまえば窓際に歩み寄りすっかり見慣れた夜の景色を眺め)>入室

(暫し経ち寝具のなくなったベッドに腰掛け部屋を見渡せば9年という歳月を過ごした形跡が壁や床にのそこかしこに見受けられ、一気に溢れ出す思い出の断片達が己の琴線に触れそうで震えそうになる息を止め、長く掲げていたためキャンバスの形に焼けの残る壁の一角を見付ければ立ち上がって歩み寄り指先でそっと跡を撫で)…有難うな(愛着を込めて呟き小さく笑めばバッグを拾い上げて片肩に担ぎ、玄関まで歩んで靴を履き一度振り返ると再び室内に視線を巡らせ見渡してから扉の最後の開閉を為して施錠をし部屋を後にし)>退室/移動

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★紺野一縷
(微睡みの中、ゆっくりと意識が浮上しぼんやりと寝返りを打ち、掛けていた薄い肌掛けに潜って再度うとうとしたところで、肌掛けから香る柔軟剤の匂いが自分の使っているものとは違うことに気付き、顔を出して室内をぼんやりとした眼で見渡すと、片付けられた部屋であることに気付くと同時に昨夜友人宅に泊まったことを思い出して)>起床
……ときちゃん、は、もう出たのか…?
(ゆっくりと起き上がると枕元にメモと鍵が置いてあるのを見つけ、メモと鍵を手に取りそれを読めば、柔らかく笑み。ベッドから下りて室内を見渡し、この部屋の主が使ったであろうメモとペンを拝借して自分もメモを書いてローテーブルの上へ置く。借りた寝間着代わりの服から昨日の服に着替え、空になった紙袋に借りた寝間着代わりの服を入れ、ベッドを整えてから部屋のドアまで行き、私物の殆どない片付けられた部屋を数秒眺め)
この部屋にも、想い出が詰まってるんだよなぁ…今までありがとな。
(感慨深げにぽつりと呟くと、踵を返して部屋から出て鍵を閉め、指定通りにポストに鍵を入れて自分の部屋へ)>退室

【メモ】
メモとペン借ります。
此方こそ、昨日は遅くまでありがとう。ブレスレットも、喜んでもらえて良かった。
借りた服は洗って返すよ。多分直接渡せないだろうから、ドアノブに掛けておく。
…ありがとう。
連絡待ってる。
by一縷

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