過去ログ6 2005/3/14 23:04

◆くま
天まで届け
おだやかな海
キューピーマヨネーズのCMのような
吐く息はまるく
天に届くまで
のぼっていった


覚醒1
覚醒2
覚醒3
覚醒4
覚醒5


早、速、早、速、


重なる
波が来る


憎しみと愛しさが
交互に体を支配して


また戻っていく


冬眠中の生き物
揺れ動くことのない地平線
入院中の病室のような
吐く息はまるく
天に届くまで
のぼっていった
2005/3/14 23:04
HP

◆輝
泣きたいのに

涙は流れない

声も出せずに

君の名前を叫びます


いつかは

忘れられますか?


この焼けるような

胸の痛みも


瞼の奥の

色濃い記憶も


吐息のように....
2005/3/11 21:20
HP

◆D.M
今私は凄く腹が立っている
見返りが返ってこないから

私は人に良き報いを与える事を知らない
だがしかし良き報いを与えられるかどうかには敏感


外れかけた関節の痛みに息を止め
それでも尚 謝礼を待つ

今私は凄く腹が立っている
テリトリーを超えた憂いに興味は無い
不愉快を残したまま
お前は去ってゆくのか

お前は何か勘違いしている
私は周りが思う程温厚ではないのだ
人の憂いを自分の蜜と化す
巧妙なる製造機を頭に所持している
猿にはこなすことの出来ない業

あぁまた朝が来てしまった
一日の内最高に不愉快な時間
外れかけた関節の痛みが
静かなる苛つきを 余計に助長させる
2005/3/10 9:06
HP