1 坂本

2014年12月27日のスレッド

今年最後のチャットタイムです。
2 坂本
さて、今夜はどなたがいらっしゃるのかな?
3 アニー
こんばんは
なんでも話していいですか?
4 坂本
アニーさん、こんばんは
もちろん、何を話してもいいですよ。
5 アニー
父親が嫌い。家を出て行った母親も嫌い。大っ嫌い。
6 坂本
そうか・・・
お父さんもお母さんも嫌いなんだね。

今はお父さんと2人暮らしなの?
7 アニー
結婚して、家は出てる
でも、父親がお金に困って連絡するから、何度か渡してる
情けない
普通だったら、孫にお年玉くらい渡して欲しいと思う自分も嫌
8 坂本
そっか。。。

お父さんは何故そんなにお金に困っているのかな?
(個人が特定されない範囲で書いてくださいね)
9 アニー
昔、自営で、上手くいかなくなった
10 坂本
そうなんですね。

それが今でも引きずっているんだろうか。

お父さんが自営業をしていたときって、頑張ってた?
11 アニー
普通かな
毎日同じように仕事してた
12 坂本
毎日同じように・・・

これって、なにげに凄いことなんだよ。

その頃のアニーさんは寂しかったかな?
13 アニー
家に帰ったら、いつも一人だった
土曜日も日曜日も
時々、仕事場に行ったけど
高校生くらいになったら、むしろ一人の方が、よくなった
14 坂本
いつも1人だったんだね。

実は私も小学4年の時に両親が実家から独立して共働きで頑張ったので、
その時から大学で県外に行くまでひとりぼっちで家にいたよ。
15 坂本
最初は寂しかったので、友達を読んで家の中で遊び、できるだけ長くいてもらった。
中学のときに、家で遊んでいて家の物を壊してから、友達が来なくなって
ひとりでずっといるようになった。

そして、、、
高校になった時に爆発したんだ。
家の中がぐちゃぐちゃになった。
16 坂本
「一人のほうが良くなった」
と思っていたけれど、
実際には
「『1人のほうが良くなった』と思い込んでいた。」
と言ったほうが正しいな。
17 アニー
ぐちゃぐちゃ、物がですか?親とのことですか?
18 坂本
アニーさんはどうなのかな?

ひとりぼっちが良かったのか、本当は家族で一緒にいたほうがよかったのかな?
19 坂本
家族間だよ。

両親との3人暮らしだったのだけれど、
親との関係がおかしくなっていった。
だから、大学は絶対に県外に行きたかったんだ。
20 アニー
親なんて、いなくてもいい、と思ったこともある
いつまでたっても、私の足をひっぱらないでほしい、とも
21 アニー
小学生の頃は、親が家にいるいとこが、うらやましかった
ねたんでた
22 坂本
そうだね。
私も、親の居る家庭が羨ましかったな。

だから、あるときから
「僕は1人が好きなんだ」
と思い込むようになっちゃった。

アニーさんはどうかな?
23 アニー
そうです
多分
求めても与えられないのなら、あきらめた
24 坂本
そうですよね。
私も同じ。
諦めた。


そして、自分が結婚した時、
「絶対に家族間を大切にするぞ〜」と意気込んだ。
25 坂本
アニーさんは、結婚するときに何か決意したことはありましたか?
26 アニー
もっと、頼れる父親で、あってほしかった
優しい母親であってほしかった
27 アニー
同じことを繰り返すまい、と思った
上手くやる、と思った
28 坂本
うんうん。
そうだよね。

お父さん、お母さんにいっぱい期待しちゃいますよね。
だからこそ
自分も優しい母親になろうと意気込む。
もしかしたら、御主人にも頼れる父親になってほしいとお願いする。
29 坂本
私も妻に対して
「こうあってほしい」とお願いした経験者なので、
アニーさんもそうかもなぁと感じて訊きました。
30 坂本
うまくやるぞ!って意気込みますよね。

それでも、初体験のことばかりだから、うまくいかないこともある。
アニーさん本人のことも、御主人のこともあるかも。

そんなときはどうしてますか?(どうしますか?)
31 アニー
お願いしたことはありません
期待はしました
32 坂本
期待しちゃいますよね。

今はいかがですか?
結婚何年目かは分かりませんが、御主人は期待に応えてくれていますか?
33 アニー
それは、言いたくありません
34 坂本
分かりました。
少し話を変えましょう。
35 アニー
上手くいかない家庭で育つと、だめですね
36 坂本
人間って、心の成長のために生きています。
そのために試練があります。

試練を乗り越えたところに成長があるのです。
ですから、お父さんのときもいろんな試練があった。
もちろん、アニーさんの結婚生活にも必ず試練が起きます。
37 坂本
うまくいかない家庭で育つこと。

それは、ダメなことではなく
「大きな試練が起きる」
「試練を乗り越える人生をあゆむ」
「乗り越えた先に大きな成長がある」
ってことなのです。
38 坂本
試練を乗り越えられない時は、
いったん諦めることになるのですが、
しばらくすると、また同じような試練が起きます。
乗り越えるまで何度も起きます。

「不幸の連鎖」ってありますよね。
それは苦しいことというのではなく
「これが試練なんだ。修行なんだ」と気づくまで起きるのです。
39 アニー
話しにならない父親と話すのも、疲れます
情けなくて泣けてきます
時々、投げ出したくなります
わかってるつもりだけど、わかってないのかな
40 坂本
お父さんと話すとき、疲れるのですよね?

なぜ疲れるのだと思いますか?
感情的になってるから?
41 アニー
耳が遠いのか、お昼から、お酒を飲んでいるのか、電話で話しても、話しが成り立たないから
イライラします
大事なことを話しいるのに
42 坂本
お父さんに対してですが、
例えば、赤の他人がお昼から酒を飲んでいてもイライラしませんよね?
「もっと頼りがいのある父親になってほしい」からこそイライラするのです。

アニーさん御自身に対してはどうですか?
自分に対してイライラすることはありませんか?
43 アニー
自分に対しては、ないです
44 坂本
自分のことを嫌いになることも無いですか?
45 アニー
あまりありません
46 坂本
それは素晴らしいですね。

色んな試練が来ると、自分のことを責めたり自分を嫌いになる人も多いのですが。
47 坂本
お父さんに対して怒りを持つより、
「お父さんとお母さんのおかげで、この世に生を受けた」と感じて感謝することって出来そうですか?
48 アニー
普段はそう思えるのですが、話したりすると、泣けてくるので、そのような時はできません
49 坂本
面と向かわないと出来るのですよね?

そしたら、会わないでいる時に
目の前に御両親がいると思って声掛けしてみてください。

できるなら、A4版の紙に御両親の名前を大きく書いて、
それに向けて
「お父さん、お母さん、あなたのお陰で生まれてきました。ありがとう」
などと会話してみてください。

それを2週間ほど続けていくと、心の何処かに変化が現れるかもしれません。
50 坂本
時間になりました。

最初は辛いかもしれませんが、アニーさんは心に強い意志を感じるので、必ず2週間やり遂げられると思います。
51 アニー
はい
ありがとうございました
52 坂本
また是非いらっしゃってください。