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全日本実業団陸上2008 in 天童
正式大会名称は
第５６回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
2008年9月26日（金）〜28日（日） 山形県天童市・NDソフトスタジアム山形
● 結果はこちら
［1日目］ 実業団陸上：女子は大南博が４位、男子は北村が６位…一万
陸上の第５６回全日本実業団対抗選手権（毎日新聞社共催）は２６日、山形県天童市のＮＤソフトスタジアム山形で開幕し、男女の一万メートルを行った。女子は大南博美（トヨタ車体）が日本人トップの４位となり、北京五輪代表の福士加代子（ワコール）は風邪の影響もあり９位にとどまった。エバリン・ワンボイ（ユタカ技研）が優勝した。男子はジョセファト・ダビリ（小森コーポレーション）が３連覇し、北村聡（日清食品）が日本人最高の６位に入った。
○…大南博は００年のこの大会の一万メートルで優勝して以来、８年ぶりに主要大会のトラックで日本人トップに。気温１３度の冷たい雨のなか、外国人の上位争いから離れて一人で４位を走り続ける展開となったが最後まで粘り、「このコンディションにしては走れた」と納得。これで気持ちよく、大阪国際女子マラソンに向けた練習に入れそうだ。「最近はマラソンでいい走りができていないが、大阪でしっかり走って世界選手権に出たい」と意欲を見せた。
○…男子で日本人トップになったのは実業団１年目の北村。外国人の第２集団に日本人でただ一人しぶとく食らいついた。「合宿の疲れがあったが、練習だと思って気楽に行ったのが良かったかな」と笑った。夏場も故障なく練習を継続し、日体大在学中より体重が絞れているという。「こんなに走れたのはまぐれ」と言うが、着実に力はつけているようだ。
［以下略］
毎日新聞 2008年9月26日 20時52分（最終更新 9月26日 21時03分）
第５６回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
2008年9月26日（金）〜28日（日） 山形県天童市・NDソフトスタジアム山形
● 結果はこちら
［1日目］ 実業団陸上：女子は大南博が４位、男子は北村が６位…一万
陸上の第５６回全日本実業団対抗選手権（毎日新聞社共催）は２６日、山形県天童市のＮＤソフトスタジアム山形で開幕し、男女の一万メートルを行った。女子は大南博美（トヨタ車体）が日本人トップの４位となり、北京五輪代表の福士加代子（ワコール）は風邪の影響もあり９位にとどまった。エバリン・ワンボイ（ユタカ技研）が優勝した。男子はジョセファト・ダビリ（小森コーポレーション）が３連覇し、北村聡（日清食品）が日本人最高の６位に入った。
○…大南博は００年のこの大会の一万メートルで優勝して以来、８年ぶりに主要大会のトラックで日本人トップに。気温１３度の冷たい雨のなか、外国人の上位争いから離れて一人で４位を走り続ける展開となったが最後まで粘り、「このコンディションにしては走れた」と納得。これで気持ちよく、大阪国際女子マラソンに向けた練習に入れそうだ。「最近はマラソンでいい走りができていないが、大阪でしっかり走って世界選手権に出たい」と意欲を見せた。
○…男子で日本人トップになったのは実業団１年目の北村。外国人の第２集団に日本人でただ一人しぶとく食らいついた。「合宿の疲れがあったが、練習だと思って気楽に行ったのが良かったかな」と笑った。夏場も故障なく練習を継続し、日体大在学中より体重が絞れているという。「こんなに走れたのはまぐれ」と言うが、着実に力はつけているようだ。
［以下略］
毎日新聞 2008年9月26日 20時52分（最終更新 9月26日 21時03分）
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● ２日目までの結果はこちらから
［2日目］ 実業団陸上：女子五千競歩は五輪代表の川崎が日本新で連覇
陸上の全日本実業団対抗選手権第２日は２７日、山形・ＮＤソフトスタジアム山形で男女計２１種目の決勝などを行った。女子五千メートル競歩は、北京五輪２０キロ競歩代表の川崎真裕美（海老沢製作所）が２１分２秒４９の日本新記録で、２年連続５回目の優勝。従来の記録を２０秒６１更新した。男子円盤投げは畑山茂雄（ゼンリン）が５８メートル７０の大会新記録で、同一種目の連覇としては大会史上最多の９連覇を果たした。男子一万メートル競歩は山崎勇喜（長谷川体育施設）が日本記録にあと１秒１１と迫る３９分２９秒００の大会新記録で３連覇。男子二百メートルは北京五輪四百メートルリレー銅メダルメンバーの高平慎士（富士通）が快勝し２連覇。男子ハンマー投げは土井宏昭（ファイテン）が６連覇。男子走り高跳びは醍醐直幸（富士通）が４連覇した。
◇積極的レースで新記録つかむ…川崎
互角に競り合う相手は誰もいない。時計との争いで、川崎は懸命に自分を追い込んだ。「世界で勝負するには日本新で喜んでいる場合じゃない」と満足はしていない。それでもまた一つ、進歩の跡を刻んだ。
北京五輪の２０キロ競歩で１４位。４年間の厳しい練習が実り、アテネ五輪の４０位から前進した。だが上位争いに絡めず実力差も痛感。「早く自分の力を上げないと、世界はもっとレベルアップしてしまう」との思いが、積極的なレースに表れた。
これで五輪種目の２０キロをはじめ、五輪にはないロードの５キロ、１０キロ、１５キロ、トラックの三千メートル、五千メートル、一万メートルと、女子競歩７種目の日本記録（三千メートルは日本最高記録）を独占した。茨城・下館二高２年で競歩を始めて１２年目。「ずっと実現したいと思っていた」という目標を果たした。
「今後は自分を高めながら、若い選手を育てることにもつなげたい」と願う２８歳。意欲をさらに燃やす。【石井朗生】
○…高平は男子二百メートルを制したが「五輪後は動きがあまり良くなくて、しっかり走りきれるか不安だった。こんなものかな」と納得顔。決勝の前には北京五輪入賞者の表彰があり、リレーで銅メダルを取った塚原直貴（富士通）、末続慎吾（ミズノ）とともに大歓声を浴びた。今年はこれが最後の大会。「今後も結果を残して、あこがれられるような選手になりたい」と来年に向け、意欲を見せた。
○…北京五輪女子マラソン１３位の中村友梨香（天満屋）が五千メートルに出場し、中盤まで先頭で引っ張ったものの９位。「最後は抜かれすぎ」と苦笑いした。五輪後は気持ちがうまくコントロールできず、思い通りに走れていなかった。それでも「世界で戦うために、日本のレースで後ろでチョロチョロしていてはダメ。動きを良くするきっかけにしよう」と前向きな意識を走りに表した。来年はトラックやハーフマラソンを中心にし、スピードを高めて世界の上位を目指す。
○…男子円盤投げの畑山は、自身の持つ大会記録を５年ぶりに１メートル３８更新した。今年は６月の日本選手権まで思うような投げができなかった。「夏場は試合に出ず、じっくり練習を積んで力を蓄えたことが良かった」。これで実業団２年目の００年から９連覇。「年齢を重ねるごとに、連覇より記録に気持ちが行っているからピンと来ない。記録が良ければ勝てる」。今後も自分の投げに集中する構えだ。
◆実業団陸上記録
【男子】▽二百メートル 高平慎士（富士通）２０秒６８＝追い風参考▽八百メートル 笹野浩志（富士通）１分５１秒３４▽五千メートル ジョセファト・ダビリ（小森コーポレーション）１３分４１秒９５（４）岡本直己（中国電力）１３分４７秒５４▽四百メートル障害 杉町マハウ（日本ウェルネス）５０秒６０▽一万メートル競歩 山崎勇喜（長谷川体育施設）３９分２９秒００＝大会新▽四百メートルリレー 日本ウェルネス（泉谷、名嘉真、仲、杉町）４１秒４１▽走り高跳び 醍醐直幸（富士通）２メートル１８▽走り幅跳び 志鎌秀昭（阿見アスリートク）７メートル６４▽円盤投げ 畑山茂雄（ゼンリン）５８メートル７０＝大会新▽ハンマー投げ 土井宏昭（ファイテン）７０メートル５７
【女子】▽二百メートル 丹野麻美（ナチュリル）２３秒９８▽八百メートル 岸川朱里（ノーリツ）２分７秒４３▽五千メートル ウィンフリーダ・ケバソ（豊田自動織機）１５分４２秒１３（２）清水裕子（積水化学）１５分４３秒９８▽四百メートル障害 久保倉里美（新潟アルビレックス）５７秒４０▽五千メートル競歩 川崎真裕美（海老沢製作所）２１分２秒４９＝日本新▽棒高跳び 中野真実（今治造船）４メートル１０▽走り幅跳び 池田久美子（スズキ）６メートル３１▽砲丸投げ 白井裕紀子（滋賀・草津養護学校教）１４メートル８９▽やり投げ 海老原有希（スズキ）５３メートル８５
【オープン種目】▽ジュニア男子五千メートル 種子野輝夫（安川電機）１４分１６秒３３▽ジュニア女子三千メートル オバレ・ドリカ（日立）９分６秒４８（２）沼田裕貴（しまむら）９分２２秒３２＝記録は１位と日本人最上位
毎日新聞 2008年9月27日 20時47分（最終更新 9月27日 21時40分）
［2日目］ 実業団陸上：女子五千競歩は五輪代表の川崎が日本新で連覇
陸上の全日本実業団対抗選手権第２日は２７日、山形・ＮＤソフトスタジアム山形で男女計２１種目の決勝などを行った。女子五千メートル競歩は、北京五輪２０キロ競歩代表の川崎真裕美（海老沢製作所）が２１分２秒４９の日本新記録で、２年連続５回目の優勝。従来の記録を２０秒６１更新した。男子円盤投げは畑山茂雄（ゼンリン）が５８メートル７０の大会新記録で、同一種目の連覇としては大会史上最多の９連覇を果たした。男子一万メートル競歩は山崎勇喜（長谷川体育施設）が日本記録にあと１秒１１と迫る３９分２９秒００の大会新記録で３連覇。男子二百メートルは北京五輪四百メートルリレー銅メダルメンバーの高平慎士（富士通）が快勝し２連覇。男子ハンマー投げは土井宏昭（ファイテン）が６連覇。男子走り高跳びは醍醐直幸（富士通）が４連覇した。
◇積極的レースで新記録つかむ…川崎
互角に競り合う相手は誰もいない。時計との争いで、川崎は懸命に自分を追い込んだ。「世界で勝負するには日本新で喜んでいる場合じゃない」と満足はしていない。それでもまた一つ、進歩の跡を刻んだ。
北京五輪の２０キロ競歩で１４位。４年間の厳しい練習が実り、アテネ五輪の４０位から前進した。だが上位争いに絡めず実力差も痛感。「早く自分の力を上げないと、世界はもっとレベルアップしてしまう」との思いが、積極的なレースに表れた。
これで五輪種目の２０キロをはじめ、五輪にはないロードの５キロ、１０キロ、１５キロ、トラックの三千メートル、五千メートル、一万メートルと、女子競歩７種目の日本記録（三千メートルは日本最高記録）を独占した。茨城・下館二高２年で競歩を始めて１２年目。「ずっと実現したいと思っていた」という目標を果たした。
「今後は自分を高めながら、若い選手を育てることにもつなげたい」と願う２８歳。意欲をさらに燃やす。【石井朗生】
○…高平は男子二百メートルを制したが「五輪後は動きがあまり良くなくて、しっかり走りきれるか不安だった。こんなものかな」と納得顔。決勝の前には北京五輪入賞者の表彰があり、リレーで銅メダルを取った塚原直貴（富士通）、末続慎吾（ミズノ）とともに大歓声を浴びた。今年はこれが最後の大会。「今後も結果を残して、あこがれられるような選手になりたい」と来年に向け、意欲を見せた。
○…北京五輪女子マラソン１３位の中村友梨香（天満屋）が五千メートルに出場し、中盤まで先頭で引っ張ったものの９位。「最後は抜かれすぎ」と苦笑いした。五輪後は気持ちがうまくコントロールできず、思い通りに走れていなかった。それでも「世界で戦うために、日本のレースで後ろでチョロチョロしていてはダメ。動きを良くするきっかけにしよう」と前向きな意識を走りに表した。来年はトラックやハーフマラソンを中心にし、スピードを高めて世界の上位を目指す。
○…男子円盤投げの畑山は、自身の持つ大会記録を５年ぶりに１メートル３８更新した。今年は６月の日本選手権まで思うような投げができなかった。「夏場は試合に出ず、じっくり練習を積んで力を蓄えたことが良かった」。これで実業団２年目の００年から９連覇。「年齢を重ねるごとに、連覇より記録に気持ちが行っているからピンと来ない。記録が良ければ勝てる」。今後も自分の投げに集中する構えだ。
◆実業団陸上記録
【男子】▽二百メートル 高平慎士（富士通）２０秒６８＝追い風参考▽八百メートル 笹野浩志（富士通）１分５１秒３４▽五千メートル ジョセファト・ダビリ（小森コーポレーション）１３分４１秒９５（４）岡本直己（中国電力）１３分４７秒５４▽四百メートル障害 杉町マハウ（日本ウェルネス）５０秒６０▽一万メートル競歩 山崎勇喜（長谷川体育施設）３９分２９秒００＝大会新▽四百メートルリレー 日本ウェルネス（泉谷、名嘉真、仲、杉町）４１秒４１▽走り高跳び 醍醐直幸（富士通）２メートル１８▽走り幅跳び 志鎌秀昭（阿見アスリートク）７メートル６４▽円盤投げ 畑山茂雄（ゼンリン）５８メートル７０＝大会新▽ハンマー投げ 土井宏昭（ファイテン）７０メートル５７
【女子】▽二百メートル 丹野麻美（ナチュリル）２３秒９８▽八百メートル 岸川朱里（ノーリツ）２分７秒４３▽五千メートル ウィンフリーダ・ケバソ（豊田自動織機）１５分４２秒１３（２）清水裕子（積水化学）１５分４３秒９８▽四百メートル障害 久保倉里美（新潟アルビレックス）５７秒４０▽五千メートル競歩 川崎真裕美（海老沢製作所）２１分２秒４９＝日本新▽棒高跳び 中野真実（今治造船）４メートル１０▽走り幅跳び 池田久美子（スズキ）６メートル３１▽砲丸投げ 白井裕紀子（滋賀・草津養護学校教）１４メートル８９▽やり投げ 海老原有希（スズキ）５３メートル８５
【オープン種目】▽ジュニア男子五千メートル 種子野輝夫（安川電機）１４分１６秒３３▽ジュニア女子三千メートル オバレ・ドリカ（日立）９分６秒４８（２）沼田裕貴（しまむら）９分２２秒３２＝記録は１位と日本人最上位
毎日新聞 2008年9月27日 20時47分（最終更新 9月27日 21時40分）
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［最終日］ 実業団陸上：池田２年ぶり５回目Ｖ…女子百ｍ障害
陸上の全日本実業団対抗選手権最終日は２８日、山形・ＮＤソフトスタジアム山形で行われ、女子百メートル障害は池田久美子（スズキ）が追い風参考ながら１３秒２２で２年ぶり５回目の優勝で、前日の走り幅跳びに続くタイトル。男子百メートルは仁井有介（北海道ハイテク）が初優勝。北京五輪代表の末続慎吾（ミズノ）は体調不良のため準決勝を棄権した。女子四百メートルは丹野麻美（ナチュリル）が制し、四百メートルリレー、前日の二百メートルと合わせて３冠。男子やり投げの村上幸史（スズキ）、女子走り高跳びの福本幸（大阪・吹田一中教）は７連覇。
男女総合は富士通が２年連続４回目、男子総合は富士通が３年連続７回目、女子総合はナチュリルが２年連続２回目の優勝。優秀選手賞には、男子は円盤投げを大会新で９連覇した畑山茂雄（ゼンリン）、女子は五千メートル競歩で日本新を出した川崎真裕美（海老沢製作所）が選ばれた。
○…４月以来の百メートル障害に挑んだ池田は、昨年世界選手権代表の石野（長谷川体育施設）に競り勝ち、走り幅跳びとの２冠。「自分の走りに集中して、勝ちパターンが見えた。見ている人の方がハラハラしたのでは」と冷静だった。山形・酒田市の出身だが、高校２年で宮城・仙台育英高に転校したため、郷里での試合は日大山形高１年の時以来１２年ぶり。競技場では大声援を集め、常に観客に囲まれる人気ぶり。「地元の皆さんの前で２種目勝てて良かった。元気や励みもいただいた」と、期待に応えてホッとしていた。
○…本命不在の混戦を制した男子百メートルの仁井は「勝てると思っていなかった。今年の自己最高が出せて良かった」と喜んだ。順大を卒業した昨春から勤務する北海道ハイテク専門学校の陸上チーム（ＡＣ）は、北京五輪女子百メートル代表の福島千里ら女子短距離のトップ選手が所属。仁井自身は広報担当の職員として残業もこなし、仕事の合間に一人で練習していたが、今年に入りＡＣの中村監督に請われて週２回、一緒に練習。福島の躍進に一役買うと同時に、「男子にはない動きや繊細さ、純粋さを見て刺激を受けた」と、自分の力も伸ばして実業団制覇を果たした。
○…女子百メートル、二百メートルの元日本記録保持者で小島初佳（もとか）＝ピップフジモト＝が、競技生活に終止符を打った。兵庫・舞子高、甲南大出身の３４歳。９８年から６年続けて日本選手権２冠、世界選手権３回出場など女子短距離界を引っ張った。引退レースとなった百メートル予選は、左太もものけがの影響で自己記録の１１秒３９に及ばない１２秒８６だったが「走り切れて良かった」と笑顔で締めた。レース後には競技仲間やコーチ、シドニー五輪代表で今も現役の夫・茂之さんからねぎらわれ涙。「自分のために一生懸命やった。それが女子短距離のためになったならうれしい」と振り返った。
毎日新聞 2008年9月28日 20時10分（最終更新 9月28日 20時13分）
● 結果はこちら → JAIC作成バージョン 山形陸協作成バージョン JAIC携帯サイトより対抗得点
記録集（pdf）
陸上の全日本実業団対抗選手権最終日は２８日、山形・ＮＤソフトスタジアム山形で行われ、女子百メートル障害は池田久美子（スズキ）が追い風参考ながら１３秒２２で２年ぶり５回目の優勝で、前日の走り幅跳びに続くタイトル。男子百メートルは仁井有介（北海道ハイテク）が初優勝。北京五輪代表の末続慎吾（ミズノ）は体調不良のため準決勝を棄権した。女子四百メートルは丹野麻美（ナチュリル）が制し、四百メートルリレー、前日の二百メートルと合わせて３冠。男子やり投げの村上幸史（スズキ）、女子走り高跳びの福本幸（大阪・吹田一中教）は７連覇。
男女総合は富士通が２年連続４回目、男子総合は富士通が３年連続７回目、女子総合はナチュリルが２年連続２回目の優勝。優秀選手賞には、男子は円盤投げを大会新で９連覇した畑山茂雄（ゼンリン）、女子は五千メートル競歩で日本新を出した川崎真裕美（海老沢製作所）が選ばれた。
○…４月以来の百メートル障害に挑んだ池田は、昨年世界選手権代表の石野（長谷川体育施設）に競り勝ち、走り幅跳びとの２冠。「自分の走りに集中して、勝ちパターンが見えた。見ている人の方がハラハラしたのでは」と冷静だった。山形・酒田市の出身だが、高校２年で宮城・仙台育英高に転校したため、郷里での試合は日大山形高１年の時以来１２年ぶり。競技場では大声援を集め、常に観客に囲まれる人気ぶり。「地元の皆さんの前で２種目勝てて良かった。元気や励みもいただいた」と、期待に応えてホッとしていた。
○…本命不在の混戦を制した男子百メートルの仁井は「勝てると思っていなかった。今年の自己最高が出せて良かった」と喜んだ。順大を卒業した昨春から勤務する北海道ハイテク専門学校の陸上チーム（ＡＣ）は、北京五輪女子百メートル代表の福島千里ら女子短距離のトップ選手が所属。仁井自身は広報担当の職員として残業もこなし、仕事の合間に一人で練習していたが、今年に入りＡＣの中村監督に請われて週２回、一緒に練習。福島の躍進に一役買うと同時に、「男子にはない動きや繊細さ、純粋さを見て刺激を受けた」と、自分の力も伸ばして実業団制覇を果たした。
○…女子百メートル、二百メートルの元日本記録保持者で小島初佳（もとか）＝ピップフジモト＝が、競技生活に終止符を打った。兵庫・舞子高、甲南大出身の３４歳。９８年から６年続けて日本選手権２冠、世界選手権３回出場など女子短距離界を引っ張った。引退レースとなった百メートル予選は、左太もものけがの影響で自己記録の１１秒３９に及ばない１２秒８６だったが「走り切れて良かった」と笑顔で締めた。レース後には競技仲間やコーチ、シドニー五輪代表で今も現役の夫・茂之さんからねぎらわれ涙。「自分のために一生懸命やった。それが女子短距離のためになったならうれしい」と振り返った。
毎日新聞 2008年9月28日 20時10分（最終更新 9月28日 20時13分）
● 結果はこちら → JAIC作成バージョン 山形陸協作成バージョン JAIC携帯サイトより対抗得点
記録集（pdf）
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◎ 新潟県関係分入賞者
（a） 新潟県出身選手編
★ 男子砲丸投
６） 13m63 松田 卓也 （片山食品・新潟）
※ 新発田商業高校→日本大学出身
★ 男子円盤投
３） 52m62 小林 志郎 （新潟日報社 ・ 新潟）
※ 東京学館新潟高→国士舘大学出身。
今年の日本選手権優勝者。
★ 女子２００ｍ （+2.0m）
２） 23.99＝PBタイ 渡辺 真弓 （ナチュリル ・ 福島）
※ 日本文理高校→福島大学。
同じチームの丹野麻美に0.01秒差で敗れ、この種目でのタイトルを逃した。
これにより２年連続で0.01秒差の２位。さぁ、来年こそは？
★ 女子１００ｍ （+1.6m）
１） 11.67 渡辺 真弓 （ナチュリル・福島）
※ ２００ｍ日本記録保持者の信岡沙希重（ミズノ）に先着し、全日本実業団陸上初制覇を果たす！
★ 女子４００ｍ
７） 59.10 目黒真奈美 （第一生命新潟支社 ・ 新潟）
予選では58.61（q）でフィニッシュ。
※ 五泉高校出身で、高校時代は100m・200mの選手。高校３年の途中で一旦は陸上界から引退したが、今年から競技会に復帰。現在はロングスプリント（200m・400m）の選手として頑張っているが、当面の夢は自身が所属しているクラブチーム（五泉AC）の中で「女子マイルリレー」のチームを作って大会に出場することだという。
★ 女子１５００ｍ
２） 4：18.37 若月 一夏 （TOTO ・ 福岡）
※ 長岡向陵高校→鹿屋体育大学（鹿児島）出身。
１着でフィニッシュしたオンゴリ・モラー・フィレス（ホクレン）には差をつけられたが、この種目の日本選手権覇者・吉川美香（パナソニック）などの有力選手らを抑え２位ながらも「日本人トップ」の座を射止めた。
★ 女子５０００ｍ
５） 15：46.59 高木 千明 （スターツ ・ 東京）
※ 三条東高校出身。今年の日本選手権では９位だったが、今回の実業団陸上でこの種目初の全国大会入賞を果たした。
なお、高木は昨年のこの大会においてジュニア3000mで優勝している。
以上。
>>5 へ続く
（a） 新潟県出身選手編
★ 男子砲丸投
６） 13m63 松田 卓也 （片山食品・新潟）
※ 新発田商業高校→日本大学出身
★ 男子円盤投
３） 52m62 小林 志郎 （新潟日報社 ・ 新潟）
※ 東京学館新潟高→国士舘大学出身。
今年の日本選手権優勝者。
★ 女子２００ｍ （+2.0m）
２） 23.99＝PBタイ 渡辺 真弓 （ナチュリル ・ 福島）
※ 日本文理高校→福島大学。
同じチームの丹野麻美に0.01秒差で敗れ、この種目でのタイトルを逃した。
これにより２年連続で0.01秒差の２位。さぁ、来年こそは？
★ 女子１００ｍ （+1.6m）
１） 11.67 渡辺 真弓 （ナチュリル・福島）
※ ２００ｍ日本記録保持者の信岡沙希重（ミズノ）に先着し、全日本実業団陸上初制覇を果たす！
★ 女子４００ｍ
７） 59.10 目黒真奈美 （第一生命新潟支社 ・ 新潟）
予選では58.61（q）でフィニッシュ。
※ 五泉高校出身で、高校時代は100m・200mの選手。高校３年の途中で一旦は陸上界から引退したが、今年から競技会に復帰。現在はロングスプリント（200m・400m）の選手として頑張っているが、当面の夢は自身が所属しているクラブチーム（五泉AC）の中で「女子マイルリレー」のチームを作って大会に出場することだという。
★ 女子１５００ｍ
２） 4：18.37 若月 一夏 （TOTO ・ 福岡）
※ 長岡向陵高校→鹿屋体育大学（鹿児島）出身。
１着でフィニッシュしたオンゴリ・モラー・フィレス（ホクレン）には差をつけられたが、この種目の日本選手権覇者・吉川美香（パナソニック）などの有力選手らを抑え２位ながらも「日本人トップ」の座を射止めた。
★ 女子５０００ｍ
５） 15：46.59 高木 千明 （スターツ ・ 東京）
※ 三条東高校出身。今年の日本選手権では９位だったが、今回の実業団陸上でこの種目初の全国大会入賞を果たした。
なお、高木は昨年のこの大会においてジュニア3000mで優勝している。
以上。
>>5 へ続く
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◎ 新潟県関係分入賞者 （つづき）
（b）新潟アルビレックスRC編
★ 男子２００ｍ
２） 21.08 長谷川 充 （新潟アルビレックスRC）
★ 男子４００ｍＨ
４） 51.53 矢野 秀樹 （新潟アルビレックスRC）
★ 男子棒高跳
６） 5m00 柏木 俊介 （新潟アルビレックスRC）
★ 女子１００ｍ （+1.6m）
６） 12.08 久保倉里美 （新潟アルビレックスRC）
★ 女子８００ｍ
６） 2:18.71 今入 由記 （新潟アルビレックスRC）
※ ６位入賞は「よし」としても、タイムは全中陸上参加標準記録（＝2：17.50）よりも悪い。
★ 女子４００ｍＨ
１） 57.40 久保倉里美 （新潟アルビレックスRC）
※ 久保倉選手は、この種目で全日本実業団陸上３連覇達成！ 第一人者の貫禄を見せつけた。
★ 女子円盤投
５） 41m19 敷本 愛 （新潟アルビレックスRC）
※ １投目に38m84を記録した後、２投続けてファウル。なんと８番目の記録で４投目以降へと駒をすすめたが、５投目に40m83で３つ順位を上げて５位に浮上し、６投目で当日のベストとなる41m19をマークしたが結局５位止まり。
自己ベストの52m36（＝関東学生記録）には遠く及なかった。
このスレッド内の選手のプロフィールについては新潟アルビレックスRCのHPで御覧ください。
（b）新潟アルビレックスRC編
★ 男子２００ｍ
２） 21.08 長谷川 充 （新潟アルビレックスRC）
★ 男子４００ｍＨ
４） 51.53 矢野 秀樹 （新潟アルビレックスRC）
★ 男子棒高跳
６） 5m00 柏木 俊介 （新潟アルビレックスRC）
★ 女子１００ｍ （+1.6m）
６） 12.08 久保倉里美 （新潟アルビレックスRC）
★ 女子８００ｍ
６） 2:18.71 今入 由記 （新潟アルビレックスRC）
※ ６位入賞は「よし」としても、タイムは全中陸上参加標準記録（＝2：17.50）よりも悪い。
★ 女子４００ｍＨ
１） 57.40 久保倉里美 （新潟アルビレックスRC）
※ 久保倉選手は、この種目で全日本実業団陸上３連覇達成！ 第一人者の貫禄を見せつけた。
★ 女子円盤投
５） 41m19 敷本 愛 （新潟アルビレックスRC）
※ １投目に38m84を記録した後、２投続けてファウル。なんと８番目の記録で４投目以降へと駒をすすめたが、５投目に40m83で３つ順位を上げて５位に浮上し、６投目で当日のベストとなる41m19をマークしたが結局５位止まり。
自己ベストの52m36（＝関東学生記録）には遠く及なかった。
このスレッド内の選手のプロフィールについては新潟アルビレックスRCのHPで御覧ください。
6 削除済