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第13回全国都道府県対抗男子駅伝

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新潟県チーム、本大会過去最低順位となる45位でフィニッシュ。
1区・志賀旭選手の代役として出場した出崎龍太郎選手は先頭から大きく遅れ、第1中継所では46位(トップとのタイム差=1分44秒)で襷渡し。その後2区終了時点で順位をひとつ上げて45位とし、3区・竹田選手の追い上げに期待したところだったが・・・・ここで順位を下げ、3区途中でついに最下位(47位)に転落。さらに4区・牛木選手も5kmの区間で15分55秒かかってしまい、4区終了時点でも最下位通過、46位の徳島に50秒近く離されてしまう。
この窮地をなんとか救ったのが5区を走った小島翔吾選手だったということがいえるでしょう。
本当に小島選手の頑張りが効かなければ、新潟県チームは「ひろしま男子駅伝・大会事務局サイト」が発表した予想順位通りに最下位になるところでしたからね。この5区でひとまず最下位脱出(46位で第5中継所通過)こそしたものの、47位・徳島との差は13秒。最終7区が13km区間であることに加えて、その7区を走る新潟県チーム・小澤信選手は「箱根の山登り」の疲れが抜けない状態で本番を迎えているはずなのでまだまだ油断はできない状況。そこをなんとか6区(中学生3km)の小松涼選手がなんとか踏ん張って、46位・新潟(←9秒差)47位・徳島という状態で第6中継所を通過してアンカー区間に突入。まさに5区途中からは最下位脱出をかけた綱渡り的な襷渡しで、新潟県チームは最終7区・小澤信(亜細亜大学=第84回箱根駅伝5区・区間4位)にチームの総合順位を託すということになりました。
そして、長野県チームが1位フィニッシュしてからおよそ7分後、新潟県チームは45位でフィニッシュ。最下位こそ免れましたが、本大会チームワースト順位となってしまいました。
小澤選手は13kmのコースで区間26位・39分31秒。こんなもんでしょうか? 本当によく走ったじゃないかと思いますが、心中はどうだったのでしょう? 明日の新潟日報朝刊記事で確認してみたいと思います。
まぁそれにしても、この「ひろしま男子駅伝」でも、昨年11月開催の「都道府県対抗駅伝・新潟県代表選手 最終の選考競技会」で高校生1位フィニッシュを果たした志賀旭選手が結局区間エントリー正式発表段階で戦線離脱、さらには当初7区を走る予定だった五十嵐慎吾選手までも離脱してしまい、過日の「全国女子駅伝」同様、新潟県男子チームにもいろいろなことがあったようです。
本当に今年度の都道府県対抗駅伝は男女とも残念な結果に終わってしまいましたが、この駅伝でいい走りをした選手はそれを踏み台にして春以降のトラックシーズンで頑張ってほしいし、逆に不本意な走りをした選手は、不調の原因を確かめた上で今後同じ様な失敗をしないようにするにはどうしたらよいかを考えた上で練習内容・ピークの合わせ方・怪我&病気をした時の適切な対処法・生活習慣などを見直して頑張っていただければと思います。
どんなに監督・コーチがよくても、結局は
「頑張るのは自分達だ!」という認識を持つことも大事かな、そう自分なりに思ってます。
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“長距離王国・長野”が完勝 都道府県対抗男子駅伝
広島市で20日に開かれた都道府県対抗男子駅伝で、2年ぶり4回目の優勝を果たした長野県。3区のエース佐藤悠基選手(東海大)でトップに立って逃げ切る理想的な展開でのV奪還。上野裕一郎選手(中央大)欠場のハプニングをものともしない快勝に、西沢民雄監督は「ピンチで逆に全員の気持ちが一つになった。やっぱり駅伝はタイムじゃなくて気持ち」と喜びをかみしめた。

 1区の千葉健太選手がトップに13秒差の3位。4区の佐々木健太選手と5区の村沢明伸選手はともに区間賞で首位を固めるなど、佐久長聖高の3人の好走が光った。

 千葉、村沢両選手は1年生だった昨年、直前のメンバー変更で起用されたが、緊張から思うような走りができず。千葉選手は「今回はリベンジしたいという思いがあった」。村沢選手も「悔しさを走りに出せた」と満足げな表情を浮かべた。

 昨年12月の全国高校駅伝では、優勝した仙台育英と同タイムの2位。すぐ都道府県駅伝に気持ちを切り替え、悔しさを高いモチベーション(動機づけ)につなげて結果を出した。

 アンカーの帯刀秀幸選手(富士通)がたすきを受けた時点で、目標にしていた40秒を大きく上回る1分11秒の大差をつけた。帯刀選手は「寒くて体が動かず、テープを切るまで不安だった」。記録こそ伸びなかったが、大量リードを生かして逃げ切った。

 長距離王国長野の健在ぶりを見せつけたとも言える完勝。西沢監督は「初優勝のときもアンカーは帯刀だった。この優勝から連覇へ再出発したい」と会心の笑顔を見せた。

 (海老名徳馬)

2008年1月21日(月)11時07分 中日新聞
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愛知、13秒差で2位 全国都道府県対抗男子駅伝
第13回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市の平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が2時間21分6秒で、2年ぶり4度目の優勝を飾った。3区で佐藤悠基(東海大)がトップに躍り出ると、続く4区の佐々木健太、5区の村沢明伸の佐久長聖高コンビが、区間賞の快走でセーフティーリードをキープ。アンカー帯刀秀幸(富士通)が2位愛知に13秒差をつけて逃げ切った。7年ぶりの優勝を目指した愛知は、2時間21分19秒で2位。アンカー山本芳弘(トヨタ紡織)の激走で1分近く差を詰めたが、あと一歩及ばなかった。

 追い詰めた。愛知のアンカー山本は、絶望的ともいえる1分11秒差を13秒差まで詰め、意地を見せつけた。

 「前(1位の長野)が遠いな、と思ったけど、最初からあきらめたくはなかった」。山本をはじめ各選手の意地を結集したことが、2位という結果につながった。

 まずは1区の田中。常勝・豊川工の陰に隠れ、今回初めて全国の舞台を踏んだ新鋭は「豊川工に負けたくない気持ちがあるし、(全国高校駅伝に昨年初出場した)女子に一歩後れを取ったとも思っている。“豊川高男子”を少しでもアピールしたかった」。強気の走りで6位に食い込み、チームに流れを呼び込んだ。3区の佐藤も、高校時代からのライバル佐藤悠基(長野)との対決に意地をぶつけた。佐藤悠との勝負にこそタイムで後れを取ったが、自分の役割を果たし「悠基と久々に走れて、いい緊張感を持てた。ステップアップになった」と満足そう。復調のきっかけをつかんだ様子だった。

 そして山本。山本は陸上への情熱を失い、一昨年春にトヨタ紡織を退社した。いったん競技を退いたが、「チームに迷惑をかけたし、思い残すところもあった」と昨年6月に再入社。昨秋に一万メートルで自己記録を更新するなど徐々に調子を上げ、都道府県対抗駅伝でアンカーを任されるまでになった。山本は「寒くて体が動かなかった」と言うが、攻めの走りでぐんぐん長野に迫った。山本はレース後、亀鷹律良監督(45)に「すいません、1分しか縮められませんでした」と謝りながらも、笑顔をはじけさせた。走りに満足していた証拠だった。

 亀鷹監督は「来年につながるレース。優勝を狙える確信を持てた」ときっぱり言った。雨に煙る安芸路に、高らかに上がった復活ののろし。来年こそ、愛知がトップの座に返り咲いてみせる。

 (斎藤正和)

2008年1月21日(月) 中日スポーツ
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兵庫3位、連覇逃す 都道府県男子駅伝
第13回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市の平和記念公園前発着の7区間48キロのコースで行われ、長野が2時間21分6秒で2年ぶり4度目の頂点に立った。2連覇を狙った兵庫は2時間21分34秒で3位。連続入賞回数は「10」に伸ばした。愛知が2位に入った。

 兵庫は1区八木勇樹(西脇工高)がトップの福島と9秒差の2位で発進し、2区小川誉高(たつの市立龍野西中)が1位と3秒差まで迫った。3区以降は先頭を走る長野にリードを広げられ、5区で4位に後退。アンカー北村聡(日体大、西脇工高出)が区間賞の快走で順位を一つ上げてフィニッシュした。


■高校生区間 伸びず後退

 雨がみぞれに変わったころ、兵庫5区の近藤は冷えた体に嫌な感覚を覚えていた。「ペースを上げられる感触はあるのに上げられない」。1位長野に1分以上突き放されると、連覇は遠のいた。

 優勝争いに加わるための条件は、4、5区で、全国に誇る高校生たちが実力通りに走ること。それが崩れた。

 新鋭・須磨学園高を率いてきた4区中山と5区近藤。年末の全国高校駅伝に出場できなかった分、この日に懸けていた。

 前回4区区間賞の中山は「都大路に出られなくても全国大会に出られる、とアピールする」と駆け出したが、最初の1キロを2分30秒台で突っ込み、失速した。トラック五千メートルの記録で自分を大きく下回る首位長野の選手に、差を広げられた。

 「正直言って、そこまで調子がよかったわけじゃない」と中山。意気込んでいたとはいえ、西脇工高と争った11月の兵庫県高校駅伝時ほどに体調を整えることはできなかった。それが長野の高校生との違いだった。

 全チーム中最多の連続入賞回数を「10」に伸ばした底力はさすがだが、王座は「いい流れが来たときにしか取れない」と永里監督(山陽特殊製鋼)。毎年優勝候補と呼ばれるつらさが口をついた。

(藤村有希子)

2008年1月11日(月) 神戸新聞
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>>4 上の記事、最後の方で日付が違ってました。1月21日でした。
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