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インターハイ最終予選北九州地区大会

[ 2008年6月12日(木)〜15日(日) 長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場 ]

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井上(筑陽学園)連覇 男子走り幅跳び

 陸上の北九州高校大会が12日、長崎市の市総合運動公園かきどまり陸上競技場で開幕。初日は男女計10種目の決勝などを行い、男子走り幅跳びで昨年優勝の井上公佑(福岡・筑陽学園3年)が7メートル22=追い風参考=で連覇を達成した。男子400メートルは川崎誠也(同3年)が48秒32で、女子400メートルは松田絵梨(長崎・佐世保西3年)が57秒63で優勝した。男子1500メートルは平田啓介(福岡・八女工2年)が3分56秒66で優勝。女子走り高跳びは森永麻鈴(福岡・福岡雙葉2年)1メートル68で制し、女子やり投げは川述優(大分・大分雄城台2年)が46メートル18で優勝するなど、2年生の活躍も目立った。

=2008/06/13付 西日本スポーツ=
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新星藤田(大分舞鶴)百メートル11秒95 圧走V 高校陸上北九州大会

 陸上の北九州高校大会第2日は13日、長崎市の市総合運動公園かきどまり陸上競技場で男女計8種目の決勝などを行なった。男子100メートルは昨年の全国総体4位の宮崎孝(福岡・久留米大付設3年)が10秒54で2連覇。女子100メートルは藤田知香(大分・大分舞鶴1年)が11秒95で優勝した。男子400メートル障害は高野祥太朗(福岡・筑陽学園3年)が52秒97で制し、女子400メートル障害は松田絵梨(長崎・佐世保西3年)が1分1秒14で前日の400メートルとの2冠を達成した。女子円盤投げは昨年の全国総体2位の佐藤菜央美(大分・大分雄城台3年)が42メートル80で勝った。

 ■1年生でいきなり11秒台!
 九州女子短距離界の新星が強烈な走りを見せた。女子100メートル決勝。藤田が自己新となる11秒95でぶっちぎりでゴールした。昨年は全国の女子高校生で9人しか記録していない11秒台をいきなり1年生で到達した。

 狙っていた。大分県大会では2.6メートルの追い風参考で11秒84のタイム。「公認記録で11秒台を出したかった」とこの日はスタートから飛び出して、他を圧倒した。「決勝は走っていて気持ち良かった。12秒を切るときはそう感じるみたい」と笑みを浮かべ振り返った。

 万全なコンディションを継続している。「いま怖いのはけがをすること」と、魚を中心にしたり、ファストフードは食べなかったりと、食生活にも気を配っている。「次の目標は11秒8台。一歩ずつ進みたい」。期待の星は、焦らずに次の目標を見据えた。 (谷光太郎)

=2008/06/14付 西日本スポーツ=
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[ 女子走り幅跳び ] 高武(西南学院)5メートル99でV2 高校陸上北九州大会

 ■「全国総体で恩返し」
 女子走り幅跳びの最終6回目の試技で5メートル99。昨年の全国高校ランキング5位に相当する好記録で高武が2連覇を達成した。

 1回目に5メートル83を跳んだものの、その後は4連続ファウルだった。「助走から踏み切るタイミングがうまく合わなかった。6メートルは跳びたかったのに…」と不満顔。そして「大会に間に合ってよかった」と安堵(あんど)の表情も見せた。

 福岡県大会当日に右足に痛みを感じ、1回の試技でやめた。5メートル77で2位に入り、この大会への出場権は確保したものの、スパイクをはいて走れるようになったのは4日前。ぶっつけ本番で臨んだ。「いろんな人に迷惑をかけた。今は痛みはない。全国で活躍することが恩返しになる。頑張ります」。予選落ちに終わった昨年の雪辱を目指す全国総体を見据えた。

=2008/06/15付 西日本スポーツ=
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●[北九州大会3日目 ヘッドラインニュース]

 陸上の北九州高校大会第3日は14日、長崎市の市総合運動公園かきどまり陸上競技場で男女計7種目の決勝などを実施。女子走り幅跳びで昨年の日本ユース選手権優勝の高武華子(福岡・西南学院3年)が5メートル99を跳び、2連覇を果たした。男子800メートルは本堀亮太(長崎・西海学園3年)が1分55秒00で、女子800メートルは薗田千明(長崎・佐世保西3年)が2分13秒48でそれぞれ優勝。男子走り高跳びは岩本航(福岡・自由ケ丘2年)が1メートル94で制した。

=2008/06/15付 西日本スポーツ
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紫村(福岡・筑紫女学園)女子100メートル障害 3連覇 高校陸上北九州大会

 陸上の北九州高校大会最終日は15日、長崎市の市総合運動公園かきどまり陸上競技場で男女計11種目の決勝などを行った。男女の200メートルはそれぞれ100メートルを制した宮崎孝(福岡・久留米大付3年)が21秒52で、藤田知香(大分・大分舞鶴1年)が24秒20で制し、2冠を達成した。女子100メートル障害は紫村仁美(福岡・筑紫女学園3年)が14秒13で3連覇を果たし、男子110メートル障害は蒲原明彦(福岡・小倉工)が14秒81で勝った。男子三段跳びは岡部優真(福岡・福岡第一3年)が14メートル96で優勝した。降雨に強風が吹き荒れ、宮崎と岡部の記録をのぞき追い風参考記録だった。

 ■まだ調整不足 (紫村)
 断トツのゴールで大会3連覇を飾った。それでも、満足の笑みはない。激しい雨の中で行われた女子100メートル障害。「これまで出た大会の中で一番天候が悪かったし、調子もまだピークではありません」。紫村は冷静に振り返った。

 陸上部では短距離の主将。「400メートル、1600メートルのリレーでも総体で決勝に上がりたい。自分がしっかり走って、周りにもいい影響を与えられたらと思います」と責任感は強い。だが、自身は冬場に右足を痛めた影響で、まだ調整不足。「総体までにピークに持っていきます」と誓った。

 最後の夏。これまでの全国高校総体では、予選落ちと5位だった。「13秒5台を出して、自己ベストの13秒89を更新したい」。記録も表彰台も手に入れるつもりだ。
 (谷光太郎)

=2008/06/16付 西日本スポーツ