1 Jazzy-K

国体(陸上競技)新潟県予選会

昨日まで2日間に渡って長岡市陸上競技場で新潟県の国体予選が行われ、私は昨日の2日目を見てきました。
朝から晴れて、気温も午前10時の段階で32℃まで上がった為に長距離・競歩の選手には過酷な気象条件でしたが、いくつかの種目で好記録が生まれたり、名勝負が演じられたりして非常におもしろい競技会であったと私は感じました。
大会2日目における、私が選んだ優秀選手は、
女子では、少年A400m決勝で1レーンを走って55秒12(=PB)というタイムを叩き出した北村千聖選手(長岡商)、もうひとりは、女子少年B100mYH・決勝で追い風参考ながら高橋麻実の持つ新潟県中学最高記録(14秒41、風=0.0m)を上回って14秒1台の好記録をマークした柏崎第二の関矢梨花選手。
男子はやはり成年200m・決勝において追い風参考ながら20秒78で走って会場にいた人たちを驚かせたアルビの長谷川充選手。
上に挙げたどのレースも私にとっては「衝撃的」でした。
実は、女子少年A400mでは当初2組3着+2で予選ラウンドが行われる予定でしたが、9名のエントリー中から欠場者が1名出た為に9−1=8人となったため、予選が行われないことになってしまいました。
その為、自動的に決勝を走ることになった8名に対して白紙の状態でレーン順を抽選した結果、なんと北村選手が1レーンを走ることになってしまったんです。
まさに私にとっては「前代未聞の珍事」でありまして、じゃあ、「1レーンでどんな走りをするのかなぁ〜?」と思っていざレースが始まると、200mの通過までに北村選手の外側を走っていた7選手全てを抜きさるというものすごい走りをやってのけました。
こうして北村選手は積極的な走りで自己ベストを更新、悲願のインターハイ制覇に向かって弾みをつけた形となりました。
この他、男子成年200m・決勝でも6位までが21秒台でフィニッシュ、女子少年B100mHは関矢・猪股・寺尾の順で中学生がワン・ツー・スリー。
上記以外の種目では、今年5月・6月の各地域学生対校選手権(地区インカレ)や日本学生個人選手権で活躍した新潟県出身の学生選手も多数参加し、競技会を盛り上げてくれました。
以上、私は2日目のみの観戦ではありましたが、本当に楽しめた競技会でした。