あなたへ、キスを。

3月26日、今日であなたと出会って１年…あっという間だったと言うには、中身が濃すぎる気もしますが。
１年前、オレに出会ってくれて。
インスピレーションだけに頼ったオレの唐突な告白にイエスの返事をくれて、縁を繋いで下さったこと…ありがとうございました。
あの日あなたが集会を開いてくれなかったら、そしてオレがその張り紙に気づかずに通り過ぎていたなら…この出会いはなかったんだなんて、とても不思議な気持ちです。
だって、あの出会いから１年経った今…あなたがオレの隣りに居てくれることは、とても当たり前で。
そして同時に、とてもかけがえのないものです。

本当は腕の中にあなたを閉じ込めて、今日の日を二人っきりで祝いたいけど…それが許されない現状が、憎らしいな。
あなたと視線を交わし、言葉を紡ぎ、体温を分け合ってそのかおりを思いっきりすいこみたい。

……、大好きです。

今からキスを届けに行きますから、…どうかその瞬間だけはオレのものでいて下さいね。

本当にお前はバカだ。

バカ野郎だ。


ずっと自惚れろ。
お前はずっと俺の恋人だ。俺だけの恋人なんだ、離してなんかやらない。

最後だなんて絶対に許さない。

もっと沢山しろ。
今までを振り返ったって全然足りねぇ。

毎日毎日、何度もキスをしよう。二人で。


愛してる、エレン。
これからもずっと、お前だけしか俺にはいない。要らない。

お前に俺の声が届いてるのか、どうなのか。
お前の声が俺に届かない今、何も解らない。

お前がいなきゃ生きていけない、だめだめな身体にしたくせに、…翼も折れて人類最弱になっちまった俺は…お前がいなくてこれからどうやって生きていったらいい。

……責任、とると言ったんだからちゃんと責任とれよ、エレン。
………頼むから、戻ってきてくれ。
お前がいないと、寝ることすらできない。

今日は最愛のあなたの、大切な日。
今年も変わらず、祝わせてください。

…おめでとうございます。

最初にこの日をお祝いした時のことを覚えていますか？
確証はないままに、それでもセオリーを信じてあなたに気づかれないように準備を進めて。
日付が変わると同時に届けた言葉を、あなたはとても喜んでくれた。

あの時あなたが願ってくれたこと、ちゃんと叶っていますよ。
オレにとってあなたはずっとずっと特別で、何よりも大事な人です。

…今はもう遠くへ旅立ってしまったあなたへ。ここに、キスを残します。

メッセージ嬉しかったです、ありがとうございました。

相変わらずオレの最愛な人へ、お誕生日おめでとうございます。
新しい一年が、あなたにとって温かく輝かしいものでありますように。