独白 / 私信
こんばんは。
返事が遅くなってしまってごめんなさい。
もう7月になりましたね。

夜と明け方の話…
私もいつどこに書いたのか覚えていません。
ここにあるものはどれももう古く何年も前のものなので
自分でも思い出せないものがたくさんあります。
何年どころか10年以上前のものもあるかと。

あなたがこうして私のことを思ってくれるのは嬉しいです。
私にはあなたが誰なのか分かりませんが、
こうしてお便りをもらえると書いていた頃を思い出して何だか懐かしい気持ちになります。

どうかあなたも暑さには気を付けて。
それから。いつでもどうぞ(返信は遅いかもしれないけれど)。
あなたの日々も穏やかでありますように。

私を覚えていてくれてありがとう。
嘘を吐くな
私を試すな
私に期待するな
私に求めるな
欲しいなら殺して一生抱いてろ
その前に私を殺せ
みんな死んじまえ
あたまの中の世界と現実の区別が曖昧になる
自分で自分を嫌いながらそれでもこうして生き延びていて
明日になって酔いが醒めればまた自分を誤魔化しながら過ごすのだろうと思う
不相応な欲求を抱えてまた図々しく生きるんだ
さっさと死んでしまえば良いのに期待というものを捨てられずにいる私は本当に醜い
本当はもうどうしようもないところまで落ちていて
今さら綺麗なふりをしても大差無いのに
それでもせめて守ろうとしている自分がいて
だけどそんなもの傍から見れば意味の無いことかもしれないと思う
自分自身でも思う
今さら、本当に今さらなんだ
こんな私をどうやって肯定出来るのかって話
私の心も身体も何もかも汚くてどうしようもないのに
もうどうしたって私の人生は汚れているし
もう本当に取り返しがつかないし
今さら足掻いたって過去は消えないのに
私はなんで抵抗しているのだろう
これから先だってきっと正しく生きられないのに
奔放に生きることに罪悪感を感じなければ、それはしあわせ?
自分の決め事に従って欲を押し殺して『正しく』生きることがしあわせ?
私はどう生きればしあわせ?
綺麗に生きられないならどう生きればしあわせ…?
普段は拒否している好意に対してさえ酔うと揺らいでしまう
私はなんて浅はかでいい加減なのだろう
『恋人』という枠組みが無ければこんなにも優柔不断な気持ちになってしまう
私は結婚する気がもうあまり無いし恋愛をする気もそんなに無いけれど
そうなるとこういう時はどうしたら良いのだろう
ただじっと部屋で眠くなるのを待つだけ?