100号室 桐谷 朱鷺

▼過去ログ299
2011/1/22 21:23

★桐谷朱鷺
俺は嘘は言わねぇよ?
…皆の気持ちはすげぇ分かってる。だから俺は今、こうして学院に残っていられてるんだ(小さく笑いながらまた竹輪にかじりつけば汁が染み出しその味わいに頬を緩め、己の周りの面々が思い浮かべば笑みは深まり1つ確かに頷き、相手の恋人の話になれば徐々に笑みは消え、食事の手を止め耳を傾け)翔には俺も会いてぇな。時間できたら正義の後でいいから構ってくれって伝えてくれ。…俺もさ、気になってはいるんだ。斗真も奏くんも俺を案じてくれて、一緒に痛みを感じてくれるけど、恋人さん達は複雑な部分もあるかもなって。だけど送り出してくれるのは、相手を大切に想ってるからと優しさがあるからなんだろうな。俺に限った事じゃねぇだろうけど…でも俺は、それに甘えさせてもらっちまってる(箸を置きグラスに手を伸ばしお茶を飲めばグラスを携帯に持ち換え、炬燵布団の上で開き画面に視線を落とし)翔のためにも、しっかり受け入れて前向かなきゃな。いくらこれが兄弟愛のようなもんだなんて言ったって、寂しい気持ちは理屈でどうにかなるもんじゃねぇから。俺が翔でも同じように思うかもしんねぇし。そのためにも…(ゆっくりと言葉を紡ぎ顔を上げれば続けて口を開き、相手の意思に任せるつもりか見据えて問い)…鷺から、お前宛てに伝言預かってる。…見るか?
2011/1/22(土)21:23

★本城正義
怖いなあ…先輩が言うと本気に聞こえるから。そうですよ…先輩達は一人じゃない。皆、物理的距離はあっても大切に思ってますから。(冗談とも本気とも取れる物騒な相手の物言いに返す言葉とは裏腹にどこか楽しげな声色含ませて肩を揺らし、己だけでなく学院の親しい仲間が寄せる思いを代弁するかの様に頬緩め。巾着の端に齧りつくと中からとろりと出汁の染みた餅を美味そうに頬張り)んっ…美味い。流石だなあ、斗真先輩。…?はい…あ、そうだ。翔も朱鷺先輩に逢いたがってましたよ。あいつも色々忙しくて出歩けてないから、余計に寂しいみたいです。…俺の所為でもあるんですけどね。何て表現したら良いのか…翔も俺達の関係を邪推してる訳じゃないし、今回の事も俺が翔を思う気持ちとは別だって理解してくれてはいますが、やっぱり寂しいみたいで。(予定では無さそうな様子に一先ず安堵しつつも不思議そうに首を捻り、携帯からふと思い出したか恋人からの伝言を伝え。恋人が感じる寂しさの一端が己に要因するものと自覚すれば巾着咀嚼しながら眉尾垂れさせ、上手く伝えられずにいる己の不甲斐無さに肩を竦め)
2011/1/22(土)20:42

★桐谷朱鷺
…ああ。俺は投げるだけじゃ済まねぇかもだけどな(相手の言葉には頷く以外にできず、すぐに悪戯に口端上げれば先ほどねじ込むと言った事を暗に示し。相手がお玉を戻せば手に持ち汁を器に入れ)…有難うな。心細さはあるけど、俺は孤独じゃねぇから、この先安泰だよ(支えになってくれようとする相手の存在がある事には感謝の念しかなく、頬を緩め合掌し箸を手にし)いただきます、と(湯気の立つ竹輪に息を吹きかけかじりつき、問われ首を振り咀嚼してなんとか飲み込んでから口を開き、新たな予定などはない旨を告げ食べるよう勧め)ん?あ、いや、電話はねぇんだけどな…まあ、食ってからでいいよ。
2011/1/22(土)20:20

★本城正義
…あんな思いを、もうずっと抱えて来てたんですね。へぇ…良いお友達ですね、俺にとっての朱鷺先輩みたいだ。(相手の云わんとする人物は直ぐに解り、人知れず闘い続けてきた人物を思えば胸の痛みに瞳を揺らしてぽつりと漏らし。傍目には乱暴に聞こえるその待遇もその友人なりの愛情を感じ取れば自然と頬緩めてお玉を鍋に戻し)――どんな道を選ぼうと、朱鷺先輩は朱鷺先輩ですから。過去も今も…俺も一緒にずっと付き合いますよ。その重さに足が止まりそうになったら俺が肩を貸すので呼んで下さい。(相手らしい選択に理解示して首を縦に振り、長い時間を共に過ごした者として最後まで見届ける覚悟と心が揺らぎ折れそうな時はいつでも杖になると想いを伝え。食事を促す言葉にふっと笑みに頬緩めれば箸を手にして合掌し)そうですね、これからしっかり歩く為にも先ずは腹ごしらえしないと。頂きます……先輩、もしかして電話待ちの予定でも?(早速と食事を開始すると熱々の大根を箸で切り分け吹き冷まして頬張りながら、携帯を気にする様子に予定でも出来ただろうかと心配げに尋ね)
2011/1/22(土)20:08

★桐谷朱鷺
短期間で済んだ俺が偉そうに言える事ではねぇけどな。…はは、でも昔居たんだよ。飯が喉通んなくて腐ってた俺に、コンビニのサンドイッチやらガンガン投げつけてきた奴が。昔の友達なんだけどな(己では長期に病む者の痛みは計り知れず肩を竦め、相手が告げる冗談に笑いを零し、相手がおでんをよそい始めれば己はひと通り具材の入った鍋の中身を箸で混ぜ、己の好物が多めに入ったおでんを幾つか器に移していき)空いたよ、見事に。馬鹿デカい穴がまた1つ。まあ…過去も今も全部そのままで生きてく決心はついたけど(相手も似た種類の感情を味わった事は熟知しており、卓上に置いてある携帯が気になったか視線を向けるもまずは食事が先かと相手へとその視線を上げ口元をしらなせて笑み)ま、食いますか。
2011/1/22(土)19:44

★本城正義
そうですね、思うようにならない体とか、苦痛から気分も滅入ってきますし。はは、そんな事されたらリアクション芸人並みに悶えてる所ですよ。…はあ、温かい…炬燵、良いですねえ。(風邪だけでも結構な苦痛だった己と比べれば相手のはその比ではないだろうと苦み走った笑み浮かべ、食卓ん準備終えて炬燵に足を伸ばせばその温もりに寛ぎながら物騒な台詞におどけて返し)それなら良かった…、ええ、ぽっかりと空いたその場所を埋められるのは一人しかいませんけど…朱鷺先輩の中にある思いが誰にも知られずに閉じ込められてしまうより良いです。(向けられた取っ手に手を伸ばし、食欲そそる香りの湯気の向こうに浮かぶ大根や巾着を取り皿に移していき。己にも覚えのある心の空間に対する拭いきれない寂しさも同意示す様に深く頷き)
2011/1/22(土)19:20


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