100号室 桐谷 朱鷺

▼過去ログ300
2011/1/23 0:31

★桐谷朱鷺
(吐露した思いは決して口に出すまいと決めていたもので。しまい込めない己に不甲斐なさを覚えたか1つの溜め息の後に唇を結び。涙ながらに願ってくれる相手の気持ちが痛いほど伝わり瞳が揺れ、相手の膝に乗せた手を繰り返し弾ませる事で互いの気を鎮めようと図り、その手に携帯が返されれば相手から託された言葉に微かな笑みを浮かべ頷き)分かった。必ず伝える。伝える以上は、そう在れよ?(携帯を閉じ卓上に戻せば再び相手の頭へ手を伸ばし、これはあいつの分、と頭を撫で。手を離せば頬を緩め顎を玄関に向けてしゃくって示し)そうと決まればもう此処に用はねぇな。正義、今から翔んとこ行け。
2011/1/23(日)0:31

★本城正義
(視界を覆い歪む視界に眼を閉じると既に滴で用を為さない眼鏡を外して片手に握り、携帯持つ手と一緒に胸元引き寄せ押し当て。切実ながら余りにも小さなその願いの理由を密かに聞かされているだけに声にならない切なさが胸を締め付けて涙が止め処なく溢れ)…覚えて…ます、きっと…俺…信じて…ます、から…(祈りにも似た想いで代わりにそう答えると荒い呼吸に大きく背中を上下させ、鼻を啜りくしゃくしゃの顔を上げると揺るがない想いと決意を聞きながらその瞳を見詰め返し。ぐい、と雑に袖口で目許拭えば膝に乗せられた手へと携帯を返し。大切に思う人からのメッセージを胸に深く頷けば結んだ唇を微笑みにしならせ)――解りました。俺…先輩との約束、守りますから。幸せで…笑っていられるように、頑張るから…安心して、見守って下さいって、伝えて下さい。
2011/1/23(日)0:14

★桐谷朱鷺
(携帯を渡し相手が読み始めれば手元へと視線を戻し、暫しして嗚咽が耳に届くと顔を上げ片手を伸べ相手の髪に掌を差し入れ無遠慮にくしゃりと混ぜ)…俺もお前と同じで、力入んなくて困るよ。…俺はさ、物理的な距離だけじゃなくて、もしも心まで離れても、元気に生きててくれりゃそれで良いって思ってたんだ。…でもな、思っちまうんだよな…覚えててほしいって。もう何も望まねぇし、欲も掻かねぇから、ほんの一欠片だけでもいいから…ずっと忘れねぇでいてほしいって…そんな風に望んじまうんだ(珍しく深く頭を垂れ途切れ途切れに小さな声で零せば相手の頭からゆっくりと手を退かし、深呼吸をしてから顔を上げると首から提げた2つの輪を纏めて手の内に握り込み、相手へと真っ直ぐな眼差しを向け)だけど…この先どうなっても、俺は忘れずにいる。決めたんだ、これまで自分に起きた事全部、しっかり持ってくって。だからお前も、明日っから腹に力入れてけよ?(胸元から手を下ろし小さく笑みを浮かべれば、な、と炬燵布団のかかる相手の膝にポンと手を乗せ)
2011/1/22(土)23:51

★本城正義
(相手の声を頭上に聞きながら手の甲に感じる温もりが胸に染み入り、掌に受け止めた携帯の感触に僅かばかり顔を上げ。メール画面のその灯りの中、文字だけでその姿や表情すら浮かぶようで見開かれた瞳が徐々に水分を増し)――っ、…く…ぅ…(洩れ出る嗚咽と振動に瞳から大きな滴が堰を切った様に溢れ出し。携帯を握ったまま額に押し当てると、その想いに応えるかの如く背中丸めながら何度も頷き)
2011/1/22(土)23:17

★桐谷朱鷺
縛り付けられてるなんて思ってねぇよ。居てぇから居るんだ(下げられる相手の頭に拳を添えるような感覚で軽く当て首を振り、手の内にある携帯の画面の曇りを拭うようにゆっくりと親指で撫で)…勿論、翔達も俺を気に掛けてくれてるのは分かってる。でも『だけどそれでも』の部分があるかもしれねぇってのは忘れずにいてぇんだ(己の手に相手の手が重なれば逆の手を更に重ねて相手の手の甲で穏やかに弾ませ、その手の中へと1通のメール画面を映した携帯を移動させ。画面には『世界で、二番目に愛してる。ずっと笑ってて。絶対幸せになって。トキの事、よろしくね。ずっと、トキのオトートでいてやってね。たくさん、ありがとう。』とだけ記されており)…ちゃんと笑って幸せになれよ、正義?んで、大事にしろよ、一緒に歩いてくって決めた唯一の相手。俺が言うまでもねぇだろうけど、どうか大事にな。斗真や奏くんにも…他の皆にも、同じように願うよ。
2011/1/22(土)22:54

★本城正義
はは、捻じ込まれる前に這い上がらないとなあ。…時々、俺達の思いで先輩を縛り付けてはいないだろうかって、心配になる時があるけど…それでも、先輩がいてくれて、嬉しいと思う俺を、許して下さい。(己を良く知る相手だからこその思いを受け止めながらくすりと小さな笑み零して頷き。グラスのお茶を一口喉に流すと、グラスを置き両膝に手を置いて頭を下げ)――はい。先輩、大丈夫です。俺達が、二人で乗り越えて解決する問題ですから…俺は俺の方法でしか思いつかないけど、必ず翔を守りますから。それに…送り出してくれるのは、翔や桜井先生も北岡先生も、先輩を同じ様に大切に思って下さるからですよ。(相手の思いを真摯に受け止めて頷くと自分なりの思いを口にし、携帯を握る相手の手の甲に己の手を重ね。思いがけない告白に驚き隠せず目を瞠ると込み上げる様々な想いが言葉にならず口を数度開閉すると、そのメッセージを受け取るべく小刻みに震えながら頷くのが精一杯で)
2011/1/22(土)22:27


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