過去ログ1115 2010/8/26 2:17


「2時に起こして」
『もう2時じゃない?』
「いや、あと20分ある」
『わかった』

あの人はすぐに寝入った
2時に起こした
起こしてから30秒も経たないうちにあの人は出て行った
風邪気味で仕事をするのは少し可哀相

それにしても行動がはやい
あんなにすんなりと動けるのはすごい
2010/8/26 2:17


「俺とお前のあいだには愛情があるから」
『無いよ』
「あるよ」
『無いってば。情はあるけど』
「なんでそんなこと言うの?」
『なんでって言われても無いものは無いもの』
「なんでいつもそうやって否定するわけ?」
『だって無いから』
「俺はお前に対する愛情があるよ」
『それは愛情なの?情じゃなくて?』
「愛情だよ」
『私のは情だよ』
「じゃあ愛情と情の違いって何?」
『うーん、何だろう』
「愛情も情も同じなんじゃない?だからしーちゃんの情も愛情だよ」
『愛情じゃないよ。それに愛情と情、って別の言葉があるわけだし、やっぱり二つは違うものなんじゃないのかな』
「じゃあどう違うの?」
『んーなんだろう、情は情け、とか?』
「え、じゃあ俺のこと可哀相と思ってるの?」
『思ってないよ』
「じゃあなんだろう」
『情は友達とかに抱くもの、かなあ』
「じゃあ愛情は男女のあいだにあるもの?」
『あ、でも親子の愛情もあるから、愛情って男女だけのものじゃないよね』
「そうだね」
『愛情って情のさらに上、みたいなものかなあ?』
「そうなのかなあ」
『よくわからないね』
「うん」
2010/8/26 2:12


「ソフトクリーム食べた?」
『うん』
「まさか捨てたんじゃないだろうねー?」
『食べたよ』
「結構おいしかったでしょ?」
『うん、今年はじめて食べたよ』
「誰かが買ってこないとあんなの滅多に食わないもんな」
2010/8/26 1:55


「熱っぽいんだ、風邪かも」
『大丈夫?薬飲む?』
「いい」
『でも少し熱あるよ?』
「風邪薬なんか信用しない。鎮痛剤とか抗生物質とかは別だけど」
『確かに市販の風邪薬は効き目があれだけど、無いよりはマシじゃない?』
「いや、いい、飲まない」
『そっか、わかった』
2010/8/26 1:50


あの人が部屋に戻ってきた
ベッドに横になって、私を呼んだ

「しーちゃん」
『はい』
「しーちゃん、しーちゃん」
『なに?』
「しーちゃん、こっちに来てよ」
『なんで?』
「お願いだから、しーちゃん」
『それ録音しようかな』

あの人とのこんな会話を他の人が聞いたらびっくりすると思う
2010/8/26 1:46


あれこれ言って悪かったかな、
とか思ってしまう私は単純過ぎるよな
はあ、
2010/8/26 1:02


もしかしてお風呂での会話を気にしているのだろうか
それでお風呂上がりの私にソフトクリームを買ってきてくれたのか
いや、ただなんとなく買ってきただけかもしれない

寝る前にソフトクリーム、
お腹を壊さないといいのだけど、
2010/8/26 0:59


コンビニで買ったのだろうか
でもどうしてこんな時間に
しかも突然ソフトクリームを買ってきたのだろう
食べろ、と言ってすぐに出て行ってしまったし
よくわからない
2010/8/26 0:56


今あの人が部屋に入ってきてソフトクリームをくれた
ソフトクリームを数個と荷物を持っていた

「ちょっと、これ(ソフトクリーム)、取って」
『うん』
「結構おいしいから、これ」
『え、これ、』
「食べろって」

私にソフトクリームを渡すと
あの人はすぐに出て行った
私は今ソフトクリームを食べながらこれを書いている
ソフトクリームを食べるのは今年初かもしれない
2010/8/26 0:54


「俺は仕事をやめたらずっとお前と一緒にいるよ」
『え、いないよ』
「いや、一緒にいる」
『いや、だって私、旅行とか行くから』
「俺と二人で行けばいいよ」
『嫌だよ、一人で行く』
「なんで?」
『一緒に行くのは嫌だから。一人で行きたいの』
「じゃあもう出さない。監禁して閉じ込めておく」
『何言ってるの?無理だよそんなの』
「いや、もうどこにも出さない」
『いや、その前にまず一緒に住まないし』
「その時はさらうよ」

もし、今、私が誰かと結婚すると言ったら
あの人はどうするのだろう
本当に監禁とかするのかな
冗談なのか本気なのかわかりづらい
本気だったらもう終わりだ
2010/8/26 0:46