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1 アルミン・アルレルト

昨夜、被り物をしていた君へ

被り物を絶対に脱がないと言っていた君に宛てて。
僕が被り物を脱ぎ捨てても賢明な君であれば気づくだろうけど、一応鍵を提示しておくよ。


・槍の雨
・眠気を背後から黄色の声で脅かす

何処かでの再会を期待して…と思っていたけど、もう一度話してみたいなと思ったから伝言を残させて貰ったよ。
君の期待、が社交辞令とは理解してるけど素直にそれに乗ってみたくてさ。

一期一会派だとか、迷惑であれば目を通してくれるだけで構わないんだ。
一先ずは、君の手助けや気遣いのお陰でとても有意義な時を過ごす事が出来て感謝してるんだ。有難う、と書き残しておくよ。
調査兵団にとってお前のその得意技とやらは必要なのは認めるけどよ。俺にまで使って見せなくて良いぞ。お前がどんな男なのかは近くで見て良く知ってる。
素直に認めてんじゃねえよ、お前が女子大好きだって思春期らしい年頃な男なのは分かった。…ここだ、目の前にいる。おい、こっち見ろ。目を逸らしてんじゃねえ。
一体いつから…アルミン…てめえは俺を……、と便乗してやらねぇからな。

そうして貰えると助かるぜ。とりあえず、週末はどうなるかまだ分かってねえから月曜を予定しておいてくれ。月曜前に時間が出来そうなら伝えに来る。当日の天気が槍の雨、なんて事にならなきゃ良いな。
その点、君の方が意外に素直で純粋かもしれない。挙げ句、弄りやす…何でもないよ。
ジャンだって好きだろう?僕らは兵士だけど思春期男子なんだから、この考えは健全さ。ごめん…君の後ろからマルコが顔を出して手を振ってるものだから、彼ばかりに目がいってしまって。
もう乗ってるじゃないか、ジャンってさ…実は結構優しいよね。

了解、じゃあ一応は月曜を予定しておくよ。それまで何度か此処を行き来する事があるだろうから板を立てようかなとも思っていたけど、どうかな?話しているのも楽しいからって僕の一方的な気持ちだけではあるから、君の意見を聞かせて欲しいな。
ジャンは槍の雨を降らせるつもりなの?この世界は槍が降ることもあるのか…なんてね。
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お言葉に甘えて、板を立てさせて貰ったよ。
其処で心置き無く、とはいかないかもしれないけれど話そうか。君が足を運んできてくれるのを楽しみ待ってるよ。