過去ログ25 2006/1/8 15:45

#躯弥耶-kuviya-
月光
あったかかった掌
段々と下がった温度と
忘れてく感覚
もぅキミを
引き戻す事さえ叶わない
そんな夜は
独り
いつものベンチで煙草をふかして
月に晒された影を想う
2006/1/8 15:45
HP

#u
ultimate crash

何もかもが私の肌になれ。
咬んだ唇 忘れないでいて。


鏡に映る誠実が黴臭くて
それでもきっと
踊り続けてしまうなら。


参戦熱烈感謝。
[site]
http://rknt.jp/s/crashers/
2006/1/4 17:24

#なぎさ
ヘッドフォン
零れた香水の染みが
どうやら僕の心にあるみたい

君のその柔らかい髪を
撫でる感覚も

崩れたリズムも


ヘッドフォンを外そう
君のお気に入り
聴いてたら戻ってくる?

ヘッドフォンを外そう
僕のお気に入り聴いたら
染み付いた香りもきっと
[site]
cherry.
2005/12/30 5:24
HP

#シイナ シンジ
【 フレーム 160 】
雨上がりの心に
虹が架かった

消えてしまう前に
僕は
この空に色を塗る

あんなに沢山あった筈の
僕の色鉛筆は
もう随分と
減ってしまっていて

それでも残った色で
できるだけ大きくて
鮮やかなアーチを

消えそうな色に
重ねてみたんだ


まるで誰かに
手を振ってるみたいで

さよならを
何度か 呟いてみる

その言葉に
君が浮かんでも
泣かなかったのは

この空が
青すぎたせいかな

分からないけど
この彩りが
ずっと続けば良いと思って

ただそれだけで
虹を描いてる


それでもやっぱり
永遠は無いし

この色だって
そのうち雨に流れる

でも いいんだ

また 描くんだ

雨上がりの心に

できるだけ大きくて
鮮やかなアーチを


まるで誰かに
手を振ってるみたいで

またね って
何度か 呟いてみる

その言葉に
君が浮かんでも
泣かなかったのは

この空が
ずっと続いてるから

どこかで僕らを
繋いでるから


君の空にも
虹が見えたらいいな

そう願いながら
大きく手を振って
虹を描いてる

雨上がりの心に
[site]
╋ 深 海 ╋
2005/12/24 9:18
HP

#岸
塩素の木
窮屈な塩素の木に垂れ下がるのは死体ではありますが、
先は無いということなので勝手に解釈をさせて戴いて居ります。
ドレークの海からの便りだけを其の浜辺は大事にしているので、
役に立つという単語はこの世界にとって意味を成さないのだろうと思いました。
スーツのポケットに小さな人形の足を入れておけば、きっと明日も晴れるというのは知らない人の言うことなのでしょう。
信じてやまないは眼球だけなので、冷蔵庫にしまって忘れたら良いと思います。

孤独を齧るのは、あの薄気味悪い鳥の剥製で良かったのかも知れません。

 

 
2005/12/22 0:53
HP