過去ログ27 2006/2/3 13:19

#maria
昼間
寝乱れ
刻過ぎ
気付け
明方や
如何に
夜泣き
何れに
[site]
安住の地
2006/2/3 13:19
HP

#美樹
微熱
「ほら、悲しくて寂しいのなら そのシーツも手繰り寄せて」


そう言って

独りが嫌なら、と

手を伸ばしたのは僕のほうで

君を引き寄せて

そして 苦笑した
2006/1/30 23:19
HP

#メガネ
光の余韻


たった一つだけ
放てるのであれば
君だけに届く
光を放つ


音よりも速く
走り去る光で
君に 想い届けよう


儚き夢の跡
残る光の余韻
今日も抱き締めて


君も見上げる空
の下でわたしは
同じ ように呼吸する
[サイト名]
largo
2006/1/26 22:56
HP

#志筑あおい
【十字架】
手を広げ
倒れて見上げた
藍になずむ
続く空

澄んだ藍色
雲すらなく
続く空

うたい続ければ
いつかは
この空のどこか
届くのか

思い続ければ
いつかは
この空の向こう
あなたへと


手を広げ
倒れて見上げた
藍になずむ空

どこまでも
澄んだ
晴れた空

そっと淡く
白い雪
頬を濡らした
2006/1/24 22:13
HP

#千寿
ベッド
もう昏々と眠り続けてる風景はまるで雪の中にいるよう//眼
ここでは滅多に積らない雪だけど/眠り続ける人の上には紛れもなく雪が降る/
桟橋/
夏の小旅行では桟橋の恐怖というものを体験して確かに/傍らには誰かがいたけど//まさかドレミと歌ったのはこの人じゃないよな///

記憶は交差に交差を重ねてずっと重くなっていく 途切れた場所がどこかすら掘り起こせない テープレコーダーに
目を留めなかったのは誰だっけ?
紛れも無い自分だっけ?
人生で起き得る事項を後世の人間に山盛り幾らで売り飛ばしてみても
塵屋が儲かるだけだった//逃げてみて?
どこかでなにかになれるかな
それから積った筈の雪を払う作業をしてみせるよ/嘘をついたと認めてみたら桟橋の手前に戻れるかな///
2006/1/23 8:05
HP