過去ログ39 2006/8/17 0:08

#時雨
体温
どれほどの間

あなたに
触れていなかっただろう

どれだけの日々を

あなたに
触れずに過ごしたのだろう


二人で眠る幸せを

時間の流れの中

見失っていた


あなたと私だけの

時の流れと

日々の時間の中に

誰にも解らない

誰にも伝えられない

愛があった


二人で過ごすいつもの夜


あなたの腕の中に

抱きしめられて

手を繋ぐ

息が詰まるほどに

強く抱かれて

あなたの腕に

涙が落ちる


このまま
朝が来なければいい


あなたと私

たった二人きり

永遠に眠ってしまいたい
2006/8/17 0:08

#香川瑞穂
矛盾と悲しみ、そして愛
継ぎ接ぎの日常になにを観ましょう
さぁ、形ばかりに笑みを造って

断続的なパノラマ
世界的なかなしみ
刹那的ないとしさ

たんたん・とん
整形、のち精製、へて構成

継ぎ接ぎの日々に何をみる

ほんの少し、一匙の愛を夢見るの

.
2006/8/16 16:39
HP

#ひとみ
君を残して行くことなんて簡単だけど


宛てもないとすぐ君に至るんだ
2006/8/15 18:34

#時雨

また夜がやって来る

心の奥ごとさらわれる

漆黒の闇に

幾つかの灯

手探りで掴んだ糸の先には

あなたの記憶


忘れてなんか
離れてなんか

生きられないよ


写真よりも

手紙よりも

確かに私に残ってるよ

あなたの体温


愛しているよと

その言葉に

涙があふれた


私も愛していると


伝えたくて
2006/8/12 22:37

#時雨
八月
遠くに聞こえる
蝉の声

青く高い空には
白い雲


あなたと過ごす
初めての夏


水面に揺れた

あなたと私


夜空には

一瞬を止めてしまうような

花が咲く


蜃気楼に揺れた

あなたと私


朝顔が枯れてしまう前に


離れてく
2006/8/7 16:41