┼ 鎖唄 ┼
過去ログ540
2010/4/30 0:22
投稿者:マーガレット#Include神様はいないらしい
悪魔も天使もいないらしい
あの陽光に染み出す憂いを癒す
そんな存在はいないらしい
赤く、黒く、闇に染まったの中で
蔓延る悪、無力な正義
世界を支える神様はいないらしい
ただ、それ故思うのだ
僕がこの世界の神になればいいと
[次のお題は?]
微糖
4/30 0:22
投稿者:煙星詩人オーブ? 赤外線の波長が撮れるデジタルカメラでは
オーブが撮れるらしい
オーブ?
そんなものが本当にあるというのか?
世の中良い物だらけでも悪い物だらけでもないらしい
人間はどれだけ無知だったのか
それともよっぽど夢を見たいのか
宇宙は案外賑やかなのかもしれない…
[次のお題は?]
「地球外生命体」「異星人」「神」など「人間」意外のものでお願いします。
4/29 22:59
投稿者:トイ洞窟こだました
声を放て うんと遠くまで
大事なものは目に留まらせない
奥の奥に隠してあるから
暗い中を手探りで進む
何度も声を うんと深くまで
入口で撫でて帰るのなら
横っ面を跳ね飛ばす
明るいところで焚火を燃やして
温めあったと若者よ
そんなものは掃いて捨てろ
見えにくく暗いもの
しかし放てば響くもの
心とはそういうもの
[次のお題は?]
カメラ
4/27 10:11
投稿者:にゃむこ洞窟の中、火と、蝙蝠やわたし、影 温度もない
音もない
暗い暗い 洞窟の
ただひとつのあかり
炎
ぱちぱちと
燃える音もなく。
傍らの わたしは
千変万化の 炎の傍ら
化石して 千編一律
棒のように立っていた。
洞窟の
赤い壁は 影の舞台
わたしと 蝙蝠は
踊りを見ていた
わたしは棒立ちで
蝙蝠は 逆さまで。
激しく変わる 目まぐるしい火
結晶柱のわたしを挟んで
悶えるような わたしの影
逆さまの瞳だけが
ひっそり
舞台の外に
いたのです。
[次のお題は?]
洞窟
4/26 11:45
投稿者:煙星詩人シャル・ウィー・ダンス? 能面をつけた二次元空間のネズミ
三次元の壁を登れない
薄い壁だと思っていたものは実は通り抜けられた
実家の玄関に置いてあった緑がかった水槽
しゃべりだす魚達
踊る熱帯魚
水の中の能舞台
能面をつけた魚達は扇子を手に舞いはじめました
水槽の砂利を踏む音
藻を食む仕草
等速直線運動
どれもこれも今更型にはめる必要は無かったのか
それとも捧げる為の食物だったのか
踊り…
なんだこれは!?
[次のお題は?]
「舞う」、「舞台」など「舞」系でお願いします
4/25 4:38
投稿者:黒川オレンジ踊るストリートダンサー
オレンジ色の街路灯
冷たくなってしまった手
大事な物を奪われてしまった
物心つく前から
自分自身を知る前から
気付いてたような予感
夜がやって来て何も見えなくなる前に
あなたの全部を焼きつけておきたかった
そういう事をいつまでも繰り返して
私はオレンジ色の街路灯の中で
蜜柑の香りの中で
踊り続けている
[次のお題は?]
[踊り、踊る、ダンサー]のどれかでお願いします。
4/22 23:39